くどいけど「インフレ継続」「利上げ継続」。物価上昇に加えて金融政策の引き締めによって「不況下の物価高」を折り込む下げになる。
下げを象徴したのがAMD。ガイダンスの下方修正的な発言をどう評価するか注目を浴びたわけだが、13.8%という驚くべき下落率になった。
金曜日はサムスンも業績の下方修正を発表、これが半導体に対しての警戒感を増す内容だった。
参考AMD日足 52週安値を大きく更新。出来高を伴っておりこれがクライマックスになるのかならないのかが注目される。
というのも今週モルガンなどは「2023年後半には半導体需要が上向く」という見方を出してきていた。これにマイクロンの「リシコンウエハーの工場への投入量を減らす」というニュースを「市況底打ちの兆し」(9月29日のメルマガ参照)として捉えた向きが半導体に打診買を入れてきたのが今週前半の半導体リバウンドの背景にある。
しかしサムスン電子は「来年一年を通じて回復の勢いを得るのは難しい」とガイダンス。これがモルガンの強気見通しを否定する結果にもなっている。
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