No.540 (2022年10月09日発行)
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鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編
混乱に突入。株価下落、リセッション、債務・金融危機、スタグフレーション……
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全世界で株式市場が下がり続けている。あれだけレバナス(NASDAQ市場に2倍から3倍のレバレッジを賭けた金融商品)で騒いでいた人たちも大損を抱えて市場から消えていった。そして、いまや普通に投資している人たちも動転して損切りに走るような局面まで来た。
FRB(連邦準備制度理事会)のパウエル議長は「今後も利上げを継続して高金利を維持する」と発言している。こうしたタカ派姿勢を見て投資家は悲観して株式を投げており、10月に入ってからも株式市場はまだ下げ止まらない。
米投資運用会社グッゲンハイム・パートナーズのスコット・マイナード氏は「FRBは何かが壊れるまで利上げするだろう」とtweetしている。「金融アクシデント(大暴落)のリスクは増しており、投資家は準備しておくべき」とも付け加えている。
すでにETF【SPY】はやETF【VTI】などは年初来から見ると23%以上の下げており、【QQQ】に至っては32%超のマイナスに入っている。かなり下げて完全なる弱気相場入りしているのは間違いない。
しかし、「ここからさらに10%も20%も下がる可能性もある」とプロは指摘している。ここから10%も20%も下げたら、まさに「リーマンショック級」でもある。しかし、「そうなってもおかしくない」というコンセンサスがプロの間で出来上がりつつある。
こんな時に「安くなった」と、のこのこと無防備に乗り出す投資の素人もいるのだが、「これだけ下げたのだから底を打った」とプロは考えていないことに注意を払う必要がある。
底を打ったどころか、もっと下がる可能性を考えてプロは身構えているのだ。
プロがそうである以上、ここから相場に関わるのであればかなり慎重を期して入り、決して思い通りにはならないことを覚悟しなければならないだろう。とにかく、一筋縄ではいかないのが今の経済情勢である。一歩踏み外せば奈落の底だ。
何が起きているのかよく分からないのであれば、ここに足を踏み入れた瞬間に嵐に巻き込まれてぐしゃぐしゃになってしまう。
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