<ロードサイドのハイエナ>井戸実のブラックメルマガ
▼569号店
2022/10/12
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【ご挨拶】
皆様こんにちは。3連休前いきなり寒くなってびっくりしましたね。かと思ったら連休明けで又暑くなり、衣替えの時期が定められません。
千葉県松戸市で失踪した小学一年生の女の子が、市川市の江戸川で水死体で発見されました。誘拐の可能性も信じて、家族は「彼女がお家に帰れるようにそっと送り出してくれさえすれば、私共はそれ以上何かを追求するつもりはありません」とメッセージを発信しておりましたが、まぁ普通に増水した川に入水して流されただけでしょうね。それ以上もそれ以下もありません。
無念で痛ましい事故ですが、母親と待ち合わせをした公園と全く反対の方角の公園に行き、その挙句、河川敷を登って降りて、靴と靴下を脱いで並べて濁った水溜りに入水するとかホントに子供のやる事は理解できませんね。3歳から5歳児くらいなら無くもなさそうですが(まぁ3歳児じゃあの河川敷は流石に登れないか)。ちょうど体力がついて判断能力が未就学児と同じ7歳児というタイミングが、この不慮の事故を招いたんでしょうね。不憫でなりません。
ふと、自分が小学一年生の時を思い返してみました。なんとなくは覚えてても明確にこれ!ってエピソードってありますか?
僕は鮮明に覚えていることが一つだけあります。一年生の頃の担任の先生は、お婆ちゃんみたいな高齢の教師で岡野先生と言う名前でした。僕の兄も担任になった事がある先生で、兄が多分、生意気で嫌われてたんでしょうね。その弟ということで、理不尽に入学当初から冷たさを感じる処遇を受けることとなりました。
夏休み明けの音楽の授業の時でした。クラスには学力優秀で運動神経も良い、出木杉君みたいな存在の都筑君という同級生がいました。この日はハーモニカで「エーデルワイス」を吹くという授業だったのですが、岡野先生が都筑君を指名して、「皆の前で吹いて下さい」と指示したのですね。そして都筑君が挑戦するのですが、残念ながら都筑君は上手に吹くことができませんでした。そして着席すると岡野先生が「それでは他に吹ける人はいますか?」と言ったので、満を持して僕が手を上げたのですね。「はい!僕吹けます!」と。
そしたら38年経った今でも忘れられない一言が返って来ました。
「都筑君にできないのにあなたにできる訳無いでしょ」
と。
これ今の時代だったらトンでも無いことですよね。でも脚色でも無くホントに言い放たれたのです。
僕はというと夏休みに「エーデルワイス」を練習して完璧に吹けるようになってたのです。なので自信があったのですが、まさかの一言に怒りを覚えました。
そして渋々「じゃあやってごらんなさい」と促されると、練習の成果もあり、完璧に吹き終えることができたのです。着席するとクラスの皆から大きな拍手をして貰えたのを覚えてます。
岡野の顔を見ると、苦虫を噛み潰したような顔をしておりました。
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