「エンジェル投資家への連絡方法マニュアル」
2022/10/13
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こんにちは!
今日は、「エンジェル投資家に連絡をするときに、こういう要素があるといいよ」的なものを書きます。
なんでお前が書くの?
僕は個人でエンジェル投資などもやっています。50社くらいやっているのかな?主な投資先はホロライブのcover社、Mirattiv社、バルクオム社、ワンメディア、YOUTRUST、ミツモア、とかです。
こう、正直にいうと、エンジェル投資をたくさんやってみて「投資に向いているな」と思ったことはなく、むしろ相当向いていないほうだな・・・という自覚はあるんですが、とにかくやってはいるんです。
で、そのためか、いろいろな「投資してください」的な連絡をいただくことが多く、なるべく返してたんですが、最近読んだ本で「あなたのことを大事に思ってくれない連絡に関しては返信をしないほうがいい。もっと大事なことがある」的なものを読んで、たしかになあ、と思ったので、返さないメッセージも出てきました。
とはいえ、まだ経験が少ない起業家の方にとっては、「こんな感じで連絡するといいんだな」というのを単に知らないだけ、というケースも多いと思うので、ちょっとまとめてみます。
ダメな例
まず「これはスルーしちゃうな・・・」という例をいくつか書きます。
1: 情報がない
1つ目は情報がないパターンです。
こんにちは!弊社ではNFTの事業をやっており、エンジェル投資家の方を探しています!ぜひとも一度、直接お話させていただけないでしょうか!よろしくおねがいします!
情報がほとんどない、というケースです。これだともう「判断できないよね」だし、会って話をするのは、前後の移動時間とかを考えると、結構な負担になるので、ホイホイと受けれないんですね。
昔は、一応「事業計画書とか動いているサービスのURLがあればください!」といってたんですが、経験上、ちゃんとした資料が出てくることが少なく・・・。「思いつきのメモ」くらいのものが多くて、検討する以前の状態だったりします。
2: 自分じゃなくてもよさそう
2つ目は、自分じゃなくてもよさそうなものです。
古川様
はじめまして、私、株式会社ABCの山田と申します。弊社では、佐渡金山にある金を採掘をするためのドリルのエンジンを作っている会社です。佐渡金山には〜(以下、市場の有望性が書いてある)。事業計画書は以下になります。バリュエーションは○億円で、3000万集めたいと思っています。
よろしくおねがいします。
僕が全然知らない業界だったり、興味がないものの事業案だったりするケースです。
言い換えると「単にお金を集めたいから、やたらめったら送っているんだろうな」感です。もしこれだったら、せめて嘘でも、「長年、インターネットでコミュニティをやっていらっしゃる古川様だからこそ、佐渡金山を掘る際の作業員のコミュニティ形成などのアドバイスがいただけるのではないかと思い、お声がけさせていただきました」などがあると違うと思うんですが、それがないとスルーしちゃいます。
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