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221012 ビジネス知識源プレミアム:改行版:過剰な信用創造の帰結が見えてきた

ビジネス知識源プレミアム:1ヶ月ビジネス書5冊を超える情報価値をe-Mailで
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■   <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:660円/月:税込):Vol.1274    <Vol.1274:過剰な信用創造の帰結が見えてきた>    2022年10月12日:通貨の創造は、負債の増加になる     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 論考/業務の案内     http://www.cool-knowledge.com/ 有料版の登録/解除  https://mypage.mag2.com/Welcome.do 購読方法や届かないことについての問い合わせメール                →Reader_yuryo@mag2.com *スマホ用の改行なしと、PC用の改行ありを送っています。 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ コロナ・パンデミックのときの「ゼロゼロ融資」は234万企業(約60 %)に対して総額42兆円でした。 ゼロ金利&無担保の融資です。政府は、3年間で1.8兆円になる利子を、 補給しています。3年後が22年9月末です。 22年10月からは、借りた企業の利払いが始まります。 コロナ特例融資は、売上を増やす設備投資のためではない。 売上減少による損失の補填に消えたものです。 借りた企業は42兆円を支払っているので、自社の銀行口座には、その マネーはない。 返済と利払いは難しい。 政府は、特例貸付金の返済と利払いを延期するでしょう。 返済を猶予しないと、2023年には、世界中でコロナ倒産が急増するか らです。倒産とは経費の支払いができないこと、返済ができないこと、 銀行取引が停止処分にあうことです。 利払いができない借り入れは、期限の利益を失って、残債の一括返済 を迫られますが、当然に返済はできない。このため担保に差し出して いた資産が没収されます。損失は銀行が負います。ゼロゼロ融資では 政府です。 この42兆円のマネーは、どこから来たのか。政府が国債を増加発行し、 その国債を日銀が買って、信用創造したマネーが元になっています。 中央銀行による信用創造とは、通貨の増刷です。中央銀行の信用創造 の分、政府の国債が増えています。 ◎日銀と銀行システムで増発された円は、企業や世帯、言い換えれば、 政府を除く非金融法人の負債になっているのです。 以上は日本の、2020年から21年のコロナ特例融資42兆円の一例です。 借りた会社からムリに回収すれば倒産(=失業の増加)するので回収 は困難です。

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