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第715回 ロシアミサイル攻撃の意味、アロイス・イルマイヤーの第3次大戦予言 後半
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▼今回の記事
ロシアが首都のキーウを始め、ウクライナ全土にミサイル攻撃を実施した。これはウクライナ戦争の性格の本質的な変化を示すものである。それがなんなのか解説する。
次に、ドイツの予言者、アロイス・イルマイヤーの第3次大戦予言の後半を紹介する。プレヤーレンの「エノクの預言」にそっくりであることが分かる。
▼戦争の性格の本質的な転換を示すミサイル攻撃
それでは早速今回のメインテーマを書く。ウクライナ戦争の性格の本質的な変化についてだ。これは大変に重大な意味を持つ。
10月10日、ロシア軍はウクライナの首都キーウなど全土の20か所以上に80発以上のミサイル攻撃や無人機による空爆を行った。11日も西部リビウなどに28発を発射した。プーチン大統領は、これは8日に起きたクリミアの「ケルチ大橋」で起きた爆発への「報復」だと宣言した。
ウクライナ大統領府によると、10日のロシア軍の攻撃では、少なくとも23人が死亡し、100人が負傷した。またウクライナ空軍によると、11日にロシア軍が発射した28発のうち20発を迎撃し、無人機13機を破壊したという。キーウ市長は地元テレビで、ロシア軍がキーウ方面に発射したミサイル数発は迎撃されたと説明した。
一方、プーチン大統領は、10日に開催された安全保障会議で、クリミアの「ケルチ大橋」の爆発が「ウクライナの情報機関によるテロ行為だ」と指摘し、報復開始を宣言。「我々の領土へのテロ攻撃を継続すれば、ロシアの反応は自国への脅威のレベルに応じて厳しくなる」とも述べ、攻撃激化を警告した。
次第に復旧しつつあるが、いまでもウクライナ全土では停電が続いている。以下は、ロシア国防省が発表したウクライナ全土における停電の状況だ。図で黒く塗られた地域は全面的な停電、黒と白のまだら模様の地域は部分的な停電、白い地域は電力供給が出来ている地域だ。筆者のサーバにアップした。
ウクライナ停電地図(ロシア国防省)
http://www.yasunoeigo.com/blackout.jpg
これを見ると分かるが、ウクライナ全土で大規模な停電が起きていることが分かる。予想以上の規模だ。
またウクライナ政府は、多くのミサイルは迎撃されたとしているが、ロシアの報道では迎撃されたミサイルは全体の25%程度だったとしている。
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