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単なる外国人に媚びる小銭稼ぎを「インバウンド」だ「稼ぐ力」だとドヤ顔で自慢げに話す岸田文雄氏について

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
昨日10月11日から、政府の「旅割」が始まりました。いわゆるGOTOトラベルの岸田政権版、ということですが、これに加えて、事実上の「インバウンド解禁」も始まっています。これによって京都等の主要観光地では、インバウンドと呼ばれる外人観光客が俄に増えて参りました。 コロナは全くもってロクでもないものでしたが、唯一、外人観光客が観光地から消え失せ、京都の東山や金閣寺や大徳寺周辺の日常の生活空間の中で、日本文化に何のリスペクトもない物見遊山な中国人をはじめとした決して上品とは言えない外人観光客達に嫌な思いをさせられる機会が減った事だけが唯一の”プラス面”だったのですが……遂にそれも終わってしまう事になったわけです。 外国人が日本に来たくても来れないこの2年半の間に、インバウンド頼みの経済成長なる、下劣極まりない貧乏根性丸出しの政策方針を改め、「日本人の日本人による日本人のための観光産業」を強化してもらいたかったのですが……「あの」与党政権においてそんなまっとうな政策方針が脳裏をかすめる事など万に一つもなく、当然の如く、コロナが幾分収まってきたら馬鹿の丸出しの経済政策でわるインバウンド頼みの経済成長を再始動する事になったわけです。 ちなみに、このインバウンド頼みの経済成長の何が「品性下劣」かというと、以下の諸点が原因です。

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