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ビジ選☆リーダーズ Vol.970『1日1トレで「声」も「話し方」も感動的に良くなる』(阿部恵)

ビジネス選書&サマリーリーダーズ
■気軽に話せるマインドを作る 声や話し方に悩む人は多い。その悩みを解決するには、実際に声を 出して練習するしかない。簡単なトレーニングでも1日1つ実践す れば1か月で効果が出てくるはずだ。 まずは自分から声をかけることに慣れることだ。初対面の人と話を することは勇気がいる。相手から話しかけてもらえると救われた気 持ちになるものだ。 だから、話しかけられても相手が嬉しいと思うような場面で声をか ければいいのだ。相手から変なふうに思われたり、無視されたりす ることは決してないはずだ。 日常生活の何気ないワンシーンでも気軽に声を発することができる 状況に慣れることが大事だ。まず声を出し、自分から声をかける。 慣れて回数を重ねていけば、自然にできるようになるはずだ。 ★ まずは声を出しやすいものからだ。たとえば、コンビニで会計をす る時、店員に、またはバスを降りる時、運転士に「ありがとうござ いました」と言ってみる。言われて嫌な気はしないはずだ。 次に、エレベーターの階数ボタンの前に立ち「何階ですか」と聞 く。言われたほうは「3階、お願いします」などと返事をするはず だ。「3階ですね」と答えが出る。これもコミュニケーションだ。 最後に、自分がよく行くコミュニティや会社で隣になった人に声を かけてみる。挨拶だけでもいい。先に言われたら負けくらいの気持 ちで、自分から声をかけるようにすることだ。 何を話したらいいかわからない時もある。世代が違う、業界が違 う、関心事が違うなどから会話の糸口を見つけるのに苦労すること がある。そういう時は、相手の話の一部をオウム返しすればいい。 「話上手は聞き上手」という。相手がどんどん話したくなる聞き方 をすれば、自分はほとんど話さなくても会話のキャッチボールにな る。相手の話を聞き、気になるキーワードをリフレインするのだ。 ★ 緊張すると声が小さくなるものだ。声が小さいと聞き返されことも ある。こうした悩みを持つ人は、結構多い。理由は1つには身体的 理由だ。姿勢が悪くて猫背で、本来の声が出ないのだ。 あとは口を大きく開けていないケースだ。声が大きく出ない。また はノドが開放されていないケースだ。あくびをした時のように、ノ ドの奥が開放されるトレーニングをすると治る。 2つ目の理由は、心理的理由だ。自信がないとか、他人の目を気に してしまうことが原因だ。このような悩みがある人の多くは、そも そも声を出すということに慣れていない。 声を出さずに目で文章を読むだけの「黙読」をしていてもダメだ。 頭の中でなんとなくイメージした練習だけをしても、声は大きくな らない。 ★ 目で見た視覚情報に加えて、声を出して音読することだ。すると耳 から聴覚情報として自分の声が入ってくる。その結果、情報がイン プットされて定着し、声も出しやすくなるものだ。 声を出す練習をするから、自信を持って話すことができるようにな るのだ。声を出さない練習をいくらしても、自信も持てないし、話 せるようになるわけがないのだ。 声が小さいと悩んでいるならば、練習して、大きな声を出す行動を 習慣にしていくことが近道だ。すると少しずつ大きな声が、いつの まにか自分のいつもの声になっていくはずだ。 そこで、30秒だけ音読してみる。題材はなんでもいい。ビジネス 書を読む人なら、その一節でもいい。子育て中の人なら、絵本の一 節でもいい。好きな詩人や偉人の名言でもいい。 音読には「コミュニケーション力アップ」「語彙力が上がる」など の効果がある。また声を出すことに慣れるので、人から話しかけら れた時、言葉を発しやすくなる等の効果もあるのだ。

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