米国株は要警戒領域！？買い入れサインは？

まーしーによる米国株投資で億のほそ道 Vol.17(2022年10月15日発行) ▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽ こんにちは！ 米国株投資家・まーしーです。 著書に米国株投資で爆速1億円( http://www.amazon.co.jp/dp/4591172007 )があります。 noteにて平凡サラリーマンによる平凡サラリーマンのための米国株投資部(https://note.com/maasi_kabuo/membership/join?preview=true)を運営しています。 投資家にとって、大きな試練が続いています。 強い雇用統計は本来喜ばしいことですが、いまはFRBのタカ派を活気づけるだけです。 CPIも依然として高水準で、引き締め政策は今のところ影響を及ぼしてはいません。 雇用統計発表以降、金利は上昇を続け、株価は延々と下がり続けています。 一体いつになれば「強い米国株」は復活するのでしょうか。 さて、今号は買い入れサインについて考えをまとめました。 私は長期では米国株に強気ですが、正直いまの相場は要警戒だと思います。(注目すべき経済動向を上から順に目を通すと、今の相場の不安定さが伝わると思います。統計数値などは、あえて該当の発表があった時期のものを利用しており、新しい統計が発表されるごとに如何に変遷しているかが伝わると思います) そう思うだけの理由がCPIにあったので、あわせて紹介します。 また、不安定な相場にあって優良株は安全な投資先になり得るのか？ そもそも優良株とは？ こちらも頭の痛い現実を記事に取り上げます。 一方で注目銘柄は、いずれ報われるだろうと考える期待の新興市場銘柄を紹介します。 現時点ではボラティリティが高い不安定な株価で取引されているものの、今後爆発的に増えるだろう通信インフラを担う企業です。 それでは今週もよろしくお願いいたします！ ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 目次 　【1】注目すべき経済動向 　【2】要警戒。インフレ高止まりは最凶相場の到来か。買い入れサインは？ 　【3】主だったトレード 　【4】注目銘柄 　【5】優良株は本当に安全な投資？ 　【6】あとがき ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【1】注目すべき経済動向 〇景気後退の可能性を示唆 航空会社、鉄道会社、トラック運送会社など米大手20社で構成するダウ運輸株20種平均(DJTA)が急落しています。米国株全体の2倍のペースで値下がりしており、過去の例を見ると運輸株の下落は景気後退入りの可能性を示唆しています。 実際に先の決算で、