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10月16日号
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とうとう阿倍遺産の統一教会との関係に蓋をしはじめた岸田首相
~国民のインサイトから激しく乖離し年内終了必至の状況に
岸田文雄首相は6日の参院本会議で、世界平和統一家庭連合
いわゆる旧統一教会問題を巡り、宗教法人法に基づく解散命令
の請求に関し慎重に判断する必要があると述べてきましたが
とうとう旧統一教会について、政府は悪質商法など社会的に
問題が指摘されている団体だとする一方で、宗教法人法に
基づく解散命令の請求は十分慎重に判断すべきだとする
答弁書を閣議決定してしまいました。
多くの国民のインサイトからすれば岸田首相が8月末の
記者会見で口にした統一教会との関係を断ち切ることをより
鮮明かつ具体的に実行することが最大の評価ポイントなの
ですが、どうもこの人物は安倍首相から引き継いだとんでも
ない負の遺産を切り離さず自らそれに蓋をするつもりである
ことが明らかになってきています。
■統一教会に解散命令を出せない、切り離せないのには理由は教会からの恫喝か
岸田首相ご本人は統一教会問題が浮上した際に教会関係者と
写真を撮影していたことや後援会幹部が日韓トンネルに関係
していたことは明るみに出ていますが、山際大臣や萩生田
政調会長のようにほとんど入信しているのではないかとさえ
思われる劣悪な関係に至っていないわけですから、腹を括って
対応すれば自民党内から統一教会系の国会議員を切り離す
ことは十分に可能ですし、意を決して国会を解散すれば
議席数を大幅に減らしても連立で自民党政権を継続させる
ことも出来る筈なのですが、そうした動きを進言する戦略家
も周囲には存在しないようで、むしろ阿倍の負の遺産を
一身に受け止めて全て蓋をして難を逃れようといしている
ことが窺われるところです。邪推するなら現状で国民が知る
事となっている教会と自民党との関係をさらに上回る問題
が隠されており、ここで教会との関係を完全に断ち切り
解散に追い込むと報復的になにか重大な問題を暴露され
それこそ自民党終了となることを危惧しているようにも
見えるわけです。
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