『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」10月17日
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『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2022年10月17日号
●赤羽雄二の視点:「仕切り」 共感で、相手を動かす(その1)●今週の相談
・物事が差し迫らないと行動できません。いつもいつも追われていて、結果もかなりまずい状況です。どうしたらいいでしょうか。
・部下に厳しいことが言えません。言おうとすると言いすぎてしまい、いい案配にどうしてもなりません。部下に適切なフィードバックをするにはどうしたらいいでしょうか。
・リモートワークが続き、家庭でいざこざが絶えません。ストレスが過剰なので何とかしたいのですが、いい方法はないでしょうか。
毎週月曜日発行
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【はじめに】
本メルマガでは、皆さんからの仕事やプライベート上の多くの悩み・質問にていねいにお答えします。メルマガを購読している方なら、どなたでも質問&相談が可能です。(ご質問: akaba@b-t-partners.com )
【『ゼロ秒思考』とは】
『ゼロ秒思考』は、マッキンゼーで14年間、その後も多くの企業、個人を支援してきた私が生み出した独自のアプローチです。
「メモ書き」によって思考と感情の「言語化」に慣れ、強化することで、どんな人でも確実に頭がよくなり、心が強くます。くよくよしなくなります。何をすべきかがわかるので、行動も早くなります。
20数年にわたって改良し、内外で実践していただいた結果、10万人以上の方に効果を実感していただいています。
誰でも、どこでもできて、お金もほとんどかからないシンプルな方法ながら、効果は絶大です。実践された方々からのコメントの一部を紹介します。
「明らかに日々の思考量や行動量が増えた」
「打てば響くような会話ができるようになった」
「オリジナルな企画書をすぐに書けるようになった」
「自分に自信がついた」
「気持ちを素直に伝えらえるようになった」
本メルマガは、この『ゼロ秒思考』をベースに、皆さんの悩みに答えていきたいと思います。
赤羽雄二の視点:「仕切り」 共感で、相手を動かす(その1)
通常の進め方と「仕切り」は何が違うのか
通常の進め方では、こちらの思いを伝え、何とか受け入れてもらおうとすると思います。それで通るときは何の問題もないのですが、なかなかそうはいきません。
相手には、こちらの思いを受け入れる義理は特にないので、メリットがあれば合意するし、メリットがなければ「お引き取りください」となって、それで終わってしまいます。
ここでご説明している「仕切り」はそれとは全く別で、相手の会議をうまくリードしたり、外堀を埋めて合意するしかないようにしたり、「こちらの望む方向に相手あるいは相手のチームを動かしていくこと」です。
雑談の効能
ミーティングの最初に相手と挨拶をしたら、すぐ本題に入る人がいると思います。
私もその傾向があるので気をつけていますが、反省することが多いです。すぐ本題に入るとよくない理由は、そういう進め方を唐突に感じる人のほうが多く、ぎこちなくなってしまうからです。そうなると、本題を進めづらくなるので気をつけたほうがいいと考えています。
マッキンゼー時代に韓国で10年、最近はインドで3年間、仕事をしていましたが、あちらでは間違いなく最初の15〜20分はよもやま話になります。
もっと長い場合もあり、次の予定が入っている場合は、気が気ではありません。このまま本題と違うことを話していていいのかなと不安になりますが、「郷に入っては郷に従う」べきだと思い、何とか合わせていました。
ただ、雑談には確実にメリットもあります。お互いのことをよりよく知ることができますので、無駄にはなりません。「これが大切なんだ」「あせるからいけないんだ」と自分に言い聞かせていました。
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