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神樹兵輔の衰退ニッポンの暗黒地図――政治・経済・社会・マネー・投資の闇をえぐる
第16回
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「怠け者の楽園」といわれる地方議会の議員は不要!
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みなさま、こんにちは!
「衰退ニッポンの暗黒地図」をお届けするマネーアナリストの神樹兵輔(かみき・へいすけ)です。
今回のテーマは、与党自民党の国会議員同様に世襲議員が跋扈している日本の地方議会議員についてです(国会議員全体の3割が世襲。自民党に限ると4割が世襲)。
地方議会がどれほど税金を食い荒らすシロアリ世襲議員の天国になっているのかを、鋭くえぐっていきたいと思います。
地方議員は、国会議員よりもその活動実態が見えにくいために、ヒマを持て余し問題行動連発の議員の存在もしばしば目にします。
日頃は注目されないがゆえに、やりたい放題が出来る議員も少なくないわけです。
無知蒙昧(もうまい)・無教養の「痴呆議員」がいかに多いのか、その実情を知っておいていただきたいのです。
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小規模自治体の町村議会議員に「なり手」がいない現実とは?
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ところで、人口の少ない小規模な町村においては、近年議員の「なり手」がいないことが問題になっています。
町村議員には、政務活動費がないところが多く(約8割がない)、議員としての報酬平均が20万円〜30万円そこそこで、税金や社会保障費を引かれると、手取りがたったの16万円〜23万円程度になってしまい、議員専業ではとても食べていけない――というのがその大きな理由のようです。
町村議員の兼業割合では、農業が一番多くて約3割、次いで専業議員が約2割強で、その他は土建業や飲食・小売業などの自営業となっており、当然ですがサラリーマンはいないのです。
8割弱が何らかの仕事との掛け持ちで、町村議員を務めています。
年間平均で、わずか40日程度しか開かれない町村議会なら、兼業しながらでも、十分務まる議員活動と思われますが、実際には、それでも町村議員の「なり手」がいない――ということなのですから首を傾げたくもなるのです。
大体年間40日程度しか議会が開かれず、そこに通うだけで毎月20万円〜30万円程度の報酬だって高すぎるでしょう。。。。
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次回は、 「マイナンバーカード普及を急ぐ政府の本当の狙いは国民への資産課税!」 というテーマでお届けしたいと思います。
マイナンバーカードは、まだ国民の半分ぐらいしか取得していません。政府はマイナポイントだの──と税金の無駄遣いで普及に躍起ですが、ちっとも浸透していきません。
最近ではついに業を煮やして、マイナカードと 健康保険証 を紐づける計画を発表し、任意取得のはずが、マイナカードの事実上の強制取得へと舵を切り始めています。
実は、マイナンバーカードには、将来の日本の 財政破綻 に備える恐るべき計略が潜んでいる──といわれます。
どうか、このことに早く気づき、マイナンバーカードにストップをかける必要があるのです。
それでは、次回をご期待ください。
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