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武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』
(2022.10.19号)
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《今週の目次》
■武田邦彦のメルマガ集中講座
『「グレートリセット」の正体第二章 ロシアの解体の第一幕:ソ連の崩壊』
◆エリツィン大統領時代に引き起ったロシアの悲惨な社会問題
◆ワルシャワ条約機構崩壊をきっかけにNATOが変えた平和なヨーロッパ
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■インフォメーション
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■武田邦彦のメルマガ集中講座
『「グレートリセット」の正体第二章 ロシアの解体の第一幕:ソ連の崩壊』
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◆エリツィン大統領時代に引き起ったロシアの悲惨な社会問題
さて、グレートリセットが私たちの目の前に出現したのが2020年の春だっ
たが、それは徐々に姿を消しつつある。そしてそれに代わって目の前に姿を現
したのがウクライナ戦争である。
今、現にウクライナで戦争が起こっているのだから、これをウクライナ戦争と
言うの何の問題はないが、今から数百年後にはおそらく「ロシア解体事件」と
呼ばれて、日本もその解体活動を担った国と分類される可能性がある。
第二次世界大戦以後、アメリカとソ連は厳しく対立してきた。いわゆる「東西
対決」、「恐怖の核の均衡」である。当時は自由主義と共産主義の戦いだから
それが当然とも思ってきたし、キューバ危機のような核の危機が起こっても仕
方がないという感じだったが、今になってみると実に不思議な世界だったよう
に思う。
なにしろ、アメリカとソ連が保有している核爆弾だけで、世界の人たちを16
回も皆殺しにするだけあると言われ、それが現実の社会だったのだから、驚く。
人間の狂気というものがどれほどすごいものかを体験した50年だった。
そして大方の予想(そのうち全世界が共産主義になる)に反して、1990年
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