田村耕太郎の「シンガポール発 アジアを知れば未来が開ける!」Vol.407
当面、円安は加速ですね。日本に行かなければ私にはほとんど関係ない話ですが。
25年以上の付き合いの官僚たちとの勉強会。メディアでは報道されない大事な改革が着実に進んでいる点は心強かったです。一方で改革の限界も再認識。これはもう誰も悪くないレベル。日本にはとんでもない悪人はいません。世話になった人の顔をつぶせない身内重視の村社会の限界ですかね。
まあ日本の財政はいつまで持ちますかね。全部財政でやるみたいですから。財政でやるのが一番誰の顔も潰さないので。まあ数年は持ちそうです。わかりませんが。でもそのあと本当にどうするんでしょう???国の中枢の人たちが「どうするんでしょう???」って皆で言い合っている感じですね。
でも世界にパラダイスはありませんから。どの国にもその国らしい限界があります。あとはどこにいると自分が楽か?ですかね。
その場所を活かして自分に何ができるか?今日はいい頭の体操ができました。
政治決断はせずええ顔して全部財政でやって最後は市場に調整させ、皆で市場のせいにしてスッキリ
多分日本の政治経済が行く道はこれでしょう。子供や赤ちゃん以外の国民の多数が積極的・消極的に指示している未来です。誰がなっても、どこがやってもこれでしょう。
世界がこの方向に気づいたときは巻き込まれないように動くので、ショックの大きさとスピードは上がるでしょう。
まあ市場が強烈に日本の財政を調整するでしょうが、破壊的なことになるかもしれませんが、そこですべてが終わりではないので、そこからできることをするということでしょう。下がったものは上がり始めるので。
もうここまできたら上記の道程を変えるのはほぼ不可能だし、関わると大やけどするので適度に批判はするが、じっくり黙って今後に準備をするほうがいいかもしれません。
最悪なのは、なんとかなることを夢想して祈るって何もしないということかもしれません、
ただ、もっと長い目で見たら、ほかの大きな経済にも大変な調整が起こる可能性あるので、これから起こることへの対応は世界中どこにいても、どこに行くにも、大事なレッスンだと思います。世界中の国民、政治家のレベルは似たようなものです。
人類の行方は過酷なこともありますが、優秀な若い人が何億人も生まれてくるので、長期の未来は明るいと思っています。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)