《抜粋》
マーケットの流れは大変速いです!!!
10月13日に「アメリカの9月の消費者物価指数」が発表にな
りました。結果はサプライズ的に市場予想を上まわる内容。
結果、10月13日と10月14日と、二日続けて内外の株式市
場は激しく乱高下、市場では激震が走りました。
FRBの政策金利の引き上げの着地点のことを「ターミナルレート」
と呼びます。
FRBが高インフレを退治するために政策金利をびしばし引上げな
ければならないことは、もう「自明の理」。今では、株式強気派
たちと株式弱気派たちの間の議論は、「このターミナルレートをどこ
まで引上げるべきなのか???その後、このレートをどれくらい
の期間(高いまま)維持すべきなのか????」に論点が移ってい
ます。
13日にアメリカCPIが発表になるまでは、株式強気派たちが予
想する「ターミナルレート」はおよそ「2023年2月FOMCで
4.50~4.75%」と、弱気派たちが予想するレートよりも
低かったです。
ところが、今回のCPI発表後、強気派たちの予想レートも、13
日と14日の二回に分けてそれぞれおよそ0.25%ずつ引上げ
られました!!!強気派たちのターミナルレートの予想値がこの
二日間に急速に引上げられるたびに、内外の株式市場では激震が
走ったわけです。
わずか二日間で、株式強気派達の予想するレートと株式弱気派が
予想するレートがほぼ一致するようになりました!!!
S&P500は市場が開くや否や3,500ポイントまで下落、
この時点でいったんは大底を打ったと推定されます!!!
今後ともアメリカ国内の高インフレはしぶとく居座り続けて、
アメリカ国内では政策金利の高い時代はとても長く続くことでし
ょう。アメリカ経済の不振は向こう5年、長ければ10年くらい
は続くことでしょう。
結果、今後の内外の株式市場も、13日には一旦は大底を打った
としても、今後は「1本調子の上昇トレンド」が戻ってくるわけで
はありません。内外の株式市場は、向こう5年、あるいは10年
は、「長いデコボコ道を行ったり来たり」でしょう。
私たち個人投資家は、中長期的な視野に立って、幾度も回数分散
を行いながら底値とおぼしきものが訪れる度に買い増してゆきま
しょう。3年・5年・10年の中長期では報われることでしょう。
今は、積み立てを開始する大変良い時代でしょう
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急転直下、S&P500は10月13日に一旦は大底を打ち、
再び「夏場のようなベアマーケットラリー」が戻ってきたように
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