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メルマガ「拾われし者」138~人間・芦原英幸と直弟子達~著者:原田寛

「拾われし者」~人間・芦原英幸と直弟子達~著者:原田寛
拾われし者|No.138|原田寛|芦原英幸と直弟子たち バックナンバー一覧  http: //www.mag2.com/archives/0001677702/ メールマガジン『拾われし者』 No.138 異国の地からの底力(中編) 愛媛県松山市から、大会会場である香川県・高松市へと車を走らせた。 高速道路を利用し、約1時間30分の道程。 心配になりながら、車のバックミラー越しに何度もアディルの状態を見ながら運転した。 目をつぶり、シート深くに座り眠りにつくアディル。 とても、大会に参加出来うる状態ではなかった。 暫くの移動時間を経て、大会会場に到着した。 やっとの思いで身を起こし選手受付を終える。 そこから、気付かれないように大会会場2階奥の自動販売機コーナー長椅子を並べ臨時のベッドを作り、そこに体を横たえた。 正式な開会式は午後にある為、ひとまず午前中この状態で様子を見る。 しばらくすると、午前の部が始まり扉越しに応援やセコンドの声が木霊しだした。 その声は、きっと目を閉じたままのアディルにも届いているはず・・・。 深い眠りに入っていた。

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  • 「拾われし者」~人間・芦原英幸と直弟子達~著者:原田寛
  • 18歳の時、捨て犬ジョンと共にケンカ十段・芦原英幸に拾われた著者。 その後、芦原英幸、最後の秘蔵弟子として、幾多もの試練を超えてきた壮絶な12年間に及ぶドキュメント。 側近中の側近であった著者だけにしか知り得ない、数々のエピソードやドラマ。 ・二宮城光との涙の別れ。 ・最高の勲章を受け取った石井和義の素顔。 ・芦原英幸の壮絶な闘病生活 ・亡くなる直前に語った遺言。 ・葬儀の舞台裏。 ・二代目継承に至るまでのドラマ。 人間・芦原英幸と直弟子達の実像に迫る。
  • 594円 / 月(税込)
  • 毎月 1日・21日