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セクシー心理学GOLD 2022-10-19
第706曲
マインドフルネス・マスコット
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こんにちは。ゆうきゆうです!
今夜はこんなお話をお届けします。
◆ 悩みに苦しむあなたに。
あなたには、過去の後悔がありますか?
または心の中で、何度も繰り返してしまう悩みがありますか?
もしその答えがイエスなら、それをラクにするテクニックを教えていきましょ
う。
◆ すべてマインドフルネスを通す。
まず説明の前に「マインドフルネス」について話しましょう。
ここでは何回か話したことがありますが、マインドフルネスとは、
「自分の感情や状態に明確に気づき、認識していること」です。
ちなみに形容詞が「マインドフル」で、名詞が「マインドフルネス」です。
まぁ細かい点はどっちでもいいです。
さて、しかしこの定義を話すと、大半の方が
「いや何言ってるの!? 自分はちゃんと気づいてるよ!」
と答えると思います。
しかし実際、本当に気づいていますでしょうか。
たとえば今、何をしていますか?
おそらく大半の人が「いや、この画面を読んでいる」と答えるはずです。
でもそれ、明確に認識していましたでしょうか。
おそらく言われてはじめて「あ、そういえば自分は今、読んでいた」と思うも
のではないでしょうか。
これは日常において、もっと顕著です。
それこそ食事をしたりトイレに行ったり、そのたびにいちいち明確に認識しな
いまま、行動していることも多々あるはずです。
よってここで逆に
「自分は今、食事をしているなぁ…」
と認識しながら食事をして、はじめて「マインドフルネス」になっている、と
いうわけです。
これは感情でも同じです。
「気づくと怒鳴ってしまう」とか「誰かにキツく当たってしまう」という人は
多いものです。
これも大半は無意識に行っています。
いえ深い意味では認識はしていますが、明確に「自分は今、怒っている」とい
うことに気づいている人は少ないもの。
多くが感情の嵐に飲み込まれ、なんだか分からないうちにイライラし、そして
怒鳴ったり当たったりしてしまうものです。
◆ マインドフルネスのすすめ。
だからこそ、あらためて「認識」してほしいのです。
すなわちできるかぎり、マインドフルネスを意識してほしいわけです。
たとえばイライラしてきたときに
「あぁ、今自分はイライラしているなぁ」
「自分は今、この人の言葉に怒ってるんだ…」
というように、明確に言葉にして認識する。
すると不思議に気持ちが冷静になれます。
少なくとも、怒りの嵐に、何も分からないうちに飲み込まれていく、というこ
とは減ります。
また、勘違いしてほしくないのですが。
「だから怒りを認識して、ガマンしろ!」というわけではありません。
ガマンする必要はありません。
怒ってしまう自分をネガティブに思う必要もありません。
ただ、受け入れるだけ。
ただ、その感情があることを認めてあげるだけです。
これだけで怒りの感情が落ち着いてきます。
◆ マスコットにする。
またマインドフルネスをしたい人に、特に自分が強くオススメするのは「マス
コットにする」ということ。
たとえば怒りの感情なら
「怒りくん」
というように名前をつけて、小さなマスコットのようなものを想像してくださ
い。
怒りだけに、小さなオニとかでもいいですし、または小さくなったミニサイズ
の自分、とかでもOKです。
動物でも何でも構いません。
そしてその存在を心の中でイメージして、
「あ、怒りくんだ!」
と話しかけるのです。
そしてさらにできれば
「怒りくん♪ 来てくれたんだね、よしよし♪」
「こんにちは! そうか、怒りくんが来るということは、怒りの感情があるん
だね。教えてくれてありがとう♪」
などのように、優しく話しかけてあげましょう。
間違っても
「怒り! 来るなって行っただろ!」とか
「消えろ!」とか
考えてはいけません。
それは自分自身の中に苦しみを生みますし、そう思わせる怒りの感情にさらに
イライラすることでしょう。
重要なのは、とにかくマスコットとしてイメージし、それをよしよし、ナデナ
デしてあげるなど、優しく包んであげることです。
実際にやってみると、不思議と気持ちがラクになってくるはずです。
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