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第163回 野生のライオンとサファリパークのライオン(2022年10月4日)

宮本哲也のマンハッタン通信~日々、自己ベスト更新!
第163回 野生のライオンとサファリパークのライオン(2022年10月4日) 子どもの頃から動物のドキュメンタリー番組が大好きで,「野生の王国」(毎日放送)は小さい頃から見ていましたし,日本から離れるまで「ダーウィンが来た!」を録画で見ていました。 雄ライオンの一生を追った番組はよく覚えています。 ライオンの赤ちゃんは他の動物の赤ちゃんと同じように可愛いですよね。 お母さんライオンは子どもが小さいうちはかいがいしく面倒を見ますが,身体が一定の大きさになると突然,牙を剥いて群れから追い出そうとします。 身体が大きくなってもまだまだ甘えていたい子どもは混乱し,すぐには群れから離れようとはしません。 するとお母さんライオンは牙を剥くだけではなく,子どもに噛みつきます。 子どもの雄ライオンは仕方がないので,群れから離れます。 さまよっているうちに若い雄だけの群れに出会い,仲間に入れてもらいます。 そして,群れの中で雄力を鍛えます。 力をつけた雄ライオンは家族の群れを仕切るボスの雄ライオンに挑戦します。 このボスを倒さない限り,自分の家族を持つことはできません。 ボスを倒し,家族の群れを丸ごと自分のものにできても喜んではいられません。 今度はその群れを守らなければならないのですから。 若い雄ライオンの挑戦を退け続けなければなりませんが,老化は避けられません。 いつかはかつて倒したボスのように自分も倒され,群れから追い出されます。 単独で狩りをする力はもうなく,飢えて死ぬしかありません。 雌ライオンは群れから追い出されることはなく,天寿を全うすることもできますが,雄ライオンにはそういうことはありえません。

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  • "天下無敵の宮本算数教室! 世界にはばたく宮本算数教室! と大ボラを吹きながら、 1993年、横浜駅西口徒歩10分のところに宮本算数教室を設立。 2009年、日本のど真ん中で授業をやりたくて、東京駅日本橋口から、徒歩3分のところに教室を移転。 2015年、世界のど真ん中で授業をやりたくて、ニューヨーク、マンハッタン、グランドセントラル駅から徒歩10分のところに教室を移転。 2015年2月10日に入国してから、日々、発見、驚き、感動の連続です。 マンハッタンで感じたこと,考えたこと,思い出したことを綴ります。"
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