●PREMIUM No.1003【一本立て】47歳、彼女いない歴47年。そして初キス

2022/10/21 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ／ マーチン先生の恋愛教室ＰＲＥＭＩＵＭ ／ 『 素直に、まっすぐ、真心を持って－ 』 ２２年間、のべ１万２千人を超える実績で磨かれ続ける、マーチンの恋愛論 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ☆　I N D E X ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ＜１＞恋愛教室／【一本立て】４７歳、彼女いない歴４７年。そして初キス ＜お知らせ＞今月のオンラインお茶会についてご案内 【お願い】ＰＣでご覧の方はメールの幅を狭めて、縦長の画面にしてご覧ください。スマホでもご覧頂けるように作成してありますので、宜しくお願いします(^^) ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ ●恋愛教室 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ Ω ４７歳、彼女いない歴４７年。そして初キス はい！ もの凄い題名ですが、そんなステキな事例が出てきましたーっ！ ここ最近、「手をつなぎました」「ハグをしました」と一段ずつ階段を上っていたＫ君が、ついに人生初キスを成し遂げたのです。 いやあ～、おめでとうございます!!(≧▽≦) ４７年間彼女がいないのも凄いですが（←オイ）、今に至ってそれを突破するのは、もっと凄いと思います。イケメン男子が女性を100人口説くより、凄い気がします(´ー｀*)ウンウン というわけで、今日は「彼女いない歴３０年なんて楽勝！４０年でも彼女ができる」ことを立証してくれたＫ君のお話を取り上げたいと思います。 ◆ 不遇の時代を乗り越えて ◆ 彼が僕のところに初めていらしたのは、2015年2月。この時、彼は婚活を５～６年くらいしていたのですが全然成果が出ず……。ぶっちゃけ話をしますと、 １．年収が一般的な基準に遠く及んでいない（一般基準のボーダーは400万） ２．コミュニケーション力がかなり不足 というダブルパンチで、成果の出ようがない状態だったのです。このまま婚活しても意味がないことがハッキリ見えていたために、「まずは仕事をステップアップしよう」という所からスタートしたのでした。 彼のことは、４年半前のメルマガで一度紹介したことがありました。こちらのお話です。 〇「2018年2月27日号 PREMIUM No.780 好きな人と好きになってくれる人、どちらが幸せになれる？」より引用 －・－・－・－・－・－・－・－ ああ、そうだ。ここである男性の話をしましょう。 その方は、もう３年ほど僕のところに相談にいらしている４０代の方です。小学校の頃に両親が離婚して、母親とは３０年以上会っていない。父親は他界されたか、どこかに消えてしまったかで、これまた物心つく頃にはいない。妹さんがいますが、彼女は結婚して旦那さんと暮らしています。 ほとんど天涯孤独の身の上で、一軒家にずっと一人暮らし。そして、つい先日、母親がガンで余命わずかと妹さんから連絡があり、３０年ぶり（？）に会うなり母親は他界。勤める会社は２年半前から給料の支払いが遅延するほど経営悪化。転職しようにも転職先が決まらない。 「どうして生きていくって、こんなに難しいんでしょうか？」 「もうちょっと楽に、生きていけないものでしょうか？」 「もう潰れることのない、大きな会社に入りたいです」 と、彼は僕によく仰っていました。これらの原因、本来はこれまでの人生で「勝負」をしてこなかった彼が悪いのです。これはご本人にも何度もお伝えしていました。でも、彼の育った環境を考えるに、とてもそんなことを学べる状態ではなかったのです。あまり他人には同情しない僕ですが、さすがに彼のことはずっと気になって「何とかしてあげたい」と思い、彼を知る人にはそう言っていました。 気の毒すぎる。 僕は生まれて初めて、心からそう思いました。 僕は彼に資格を取ることを勧め、彼はそのための勉強を始めました。そんな中で１年前、会社から片道２時間半以上かかる所に出向を命じられ、全く勉強できる状態ではなくなりました。要するに、いやがらせで自主退職を促されたのです。給料は相変わらず遅延していますが、１ヶ月の遅延で支払いはされていました。 「先生、もうとにかく辞めたいです」 「……気持ちはわかるけど、それでいいところに転職できる？」 「……難しいです」 「だったら、出向先にウイークリーマンションを借りて時間を作るんだよ。給料全部使ってもいいじゃんか。そして、作った時間で勉強して資格取って、それから転職活動するのが根本的解決に繋がると思うよ」 彼はここで一念発起。アドバイス通りにウイークリーマンションを借りて、図書館の自習室にもロッカーを借りて勉強を再開しました。これが昨年の春です。（←2017年春ですね） そして、つい先日の２月半ば。苦節３年、転職が無事に決まりました。誰もが知る大きな会社の系列で、「まあ、潰れることはないでしょ？（笑）」という所に入社できたのです。先日、その報告で面談にいらしたのですが、男二人、互いに涙が浮かびました。 「初めて、社員食堂がある会社に勤めることになりました(>_<)」　←嬉し泣きだよ 「うん、うん(>_<)」　←だから、嬉し泣きだよ♪ 僕の目算では、転職はできるだろうと読んでいました。しかし、彼が熱望していた「大きな会社」は……厳しいだろうと思っていたのです。でも、これぞ「言霊の力」なのでしょう。コツコツ努力しながら言葉に出すと、本当にそうなれる。久しぶりに、その実例を拝見させて頂きました。 －・－・－・－・－・－・－・－ ……というお話です。 この時、彼は年収が1.7倍くらいになり、一気にボーダーを超えることができたのです。しかし、これまでは作業的な仕事だったのが本当の意味での仕事になり、慣れない業務に何度も音を上げそうになっていました。 その都度、僕は「絶対にやめない方が良い」と励まし続け、ようやく余裕が持てるようになったのが、2022年1月。そして、彼女とのご縁ができたのが５月だったのです。結婚相談所での出会いで、嬉しい女性からのお申し込みでした。 ◆ 成功の秘訣は、アドバイスを素直に実行すること ◆ 様々な苦難があったのですが、何よりも本当に「よく頑張った」と僕が思ったのは、