2022.10.21更新分
■ 加速する!スマート農業の技術開発 → 農産品の輸出拡大は重要な国策
先週末にかけて幕張メッセで開催されていた第12回<農業ウィーク>というイベントに足を運んだ。幾つかあるEXPOのなかで、個人的に興味を惹かれたのは「スマート農業EXPO」。折しも、政府が農産品の輸出拡大に向けて関係閣僚会議を開き、具体策を検討するよう農水相らに指示。今月末にとりまとまる総合経済対策に盛り込む運びとなっている。
既知のとおり、日本海が海外に向けた農産品の輸出額は昨年初めて1兆円を超え、今年も昨年を上回るペースで金額を伸ばしている。もちろん、足元の円安も追い風であり、まさにチャンス到来。今年1-8月の輸出額は前年同期比+14.6%の8826億円と、引き続き年間で過去最高を更新するペースとなっている。
政府は2025年までに2兆円、30年までに5兆円に拡大する目標を掲げており、目標達成のためには一段の効率化、生産性向上の工夫や取り組みが欠かせない。
むろん、我が国の農業輸出と地方創生を強力にサポートする企業の取り組みにも今後は一層注目の目が向けられることとなろう。以下に、今回のEXPOに出展していた幾つかの企業の事例を見ておきたい。
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