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渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
第4420号 令和4年10月21日(金)発行
発行部数 11,506 部
【君子は一刻も怠ることなく自身を修養すべし】
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【君子は一刻も怠ることなく自身を修養すべし】
「章を成す」については、朱子の註に、
「積む所の者厚くして文章外にあらはるるなり」、
内に積むところの徳が厚くて、
始めて威儀が外の容貌動作にあらわれるものである、
といっています。
すなわち、行を積み徳を累ねた効果であって、
それが顔や背に満ちあふれ、からだじゅうにゆきわたるのです。
「達」とは、朱子の註に
「此れに足りて彼に通ずるなり」、
ここに充足して、かしこに通達することであるといっています。
行を積み徳を累ね、
それが他の人々を感動させることです。
家臣の十分に尽した忠が、
君の心に通じて信頼させる、
君主の十分に尽した仁が、
家臣に通じて忠義に興起する、
子が十分に尽した孝が、
父の心に通じて慈愛の心を持つ、
父の十分に尽した慈愛が、
子の心に通じて孝行に興起する、
といった類のことが、それに当たります。
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