ドル円為替介入と今後の展開について
おはようございます
私はだいたい年間で完全なオフなど10日間もないくらいに働いているのですが、周囲は「働け、ボケが(@ ̄□ ̄@;)!!」と、なぜだか言われる。きのうは朝方に少しマーケットをみていたが、それ以外はほとんど仕事らしい、仕事をしていない久しぶりの完全休養日でした。特段、正月とかお盆とかも関係なく、マーケットやそのほかの仕事も行っています。こんなにも働いているのに、なぜ、働け、と周囲に言われるのかは疑問に思う。きっと私が天性のドMだからだろう(笑)・・・。
■為替介入について
まず、メルマガの読者のみなさんにもツイッターで152円前後が為替介入であろうと、書き込みがあったことは本当にうれしかったです。きちんと自分で計算をして、自分でターゲットを決め、そして戦略を立てる、きちんと論理的にこの為替介入のシステムがどうなっているかを理解していれば、正確には152.90-95くらいで介入があるだろう、というのはわかるはずです。
そして4%水準では、テクニカルでも酒田罫線法でも重視されていないことは以前にも触れましたが、ほとんど素通りしたことも予測通りです。
なぜ、重視されないかといえば、地球の自転、公転と関係があり、4という数字はどうしても意識されにくい数字なのです。オカルト的な話になってしまいますが、地球で起こるあらゆることに4はあまり関係ないということです。4が忌避される理由というのは、公転、自転などをきちんと理解すれば、なんとなく理由はわかります。忌避されているのは人間の意識の問題ということもなんとなくわかると思います。これは
オカルト的な話ですので信用しない方はしないでもいいのですが、4という数字はデータ的にも止まらないことがほとんどです。ゆえに、ここで介入をしたとしてもあまり効果がないであろう、ということです。実際に行ったのか、行っていないのかの真偽は不明です。
■今回の介入の特性
まず、今回の介入に関して、財務省はノーコメントを貫いていますが、やり口は9月の介入と同じでした。すなわち、介入基準5%から1%まで売り込み、その後の1%戻し、まったくやっていることは同じことです。
つまり9月の介入は財務省によるもの、と認めているのですから、今回のやり方をみているとまさに財務省のやり口と同じなのですから、介入の可能性は濃厚、と推測することができます。同じようにできるスキルと資金量があるのは財務省、あるいは日銀の担当者しかいないでしょう。ゆえに、ほぼ間違いなく、財務省によるドル円介入でしょう、ということです。
鈴木大臣や神田財務官が「いつ、どの値段でやるかはわからない」「財務省が行ったか否かはノーコメント」というのはアメリカに配慮したものでしょう。実際は、私が、ほとんどの小さい介入基準もすべて当たっていることから考えるとどこでやるかもわかっていますし、その介入基準も%の線から上にあるか、下にあるかを判断基準にし、ボラタリティーが高い場合は躊躇なく行っている、という観察結果からすれば、当メルマガはだいたいお見通しのことは読者のみなさまの方がよくご存じでしょう。
今回の介入の特性は、国際合意は月初の値段から10%、為替レートが動いた場合にはその介入を認める、という合意がG7内にあると思いますが、今回の場合は5%で日本の財務省が動いたことでアメリカの同意がなかったのであろうな、ということです。9月はあったけど、今回はなかった、ということでは特筆すべきものです。
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