こんばんは!
年金アドバイザーのhirokiです。
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1.健康保険は非常に有難い社会保険。
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現在の男女の平均寿命は男性が81歳で、女性が87歳となっています。
戦後の昭和20年初期の平均寿命50歳あたりより30年以上伸びました。
これほど長生きする事になると、終身保障してくれる公的年金制度が無いととても安心して暮らせません。
ちなみに「平均寿命」は今の0歳児が何歳まで生きるかの指標ですので、現在の年齢から平均的に何歳生きるかを見たい場合は「平均余命」を見るほうが適切です。
例えば今65歳の男性の平均余命は84歳あたりで、女性に至ってはほぼ90歳です。
今65歳の人はそのくらい平均で生きるという事ですね。
こんなに長生きする時代では年金は欠かせないものであります。
年金がまだそんなに整備されていなかった昭和時代は親子三世代で暮らしている世帯が多く、また、家が農業をやってる場合が4割を超えていたので(現代は4%ほど)、定年は無いし家族全員で支え合う仕組みが成り立っていました。
ところが昭和30年代になると日本の工業化が進み始め、高度経済成長期に入り、地方にいた人がどんどん都会に流れ込むようになりました。
わざわざ農業やるより都会に出て会社に雇用されて働いたほうが、稼げるからですね。
そうなると本当だったら長男とかは「家」を継ぐのが普通だったのが、もう子供が家を継がなくなり、田舎に残された両親にとってはどうやって老後を過ごしたらいいのか…という悩みが強くなっていきました。
老後の面倒を見てくれる子供が都会に行ってしまったのなら、国が年金を整備して老後の面倒を見なければならなくなったわけです。
また、会社に雇用されて働く人が多くなった若い人にとっても、会社のシステムである「定年」に縛られるので、定年後の老後はどうしたらよいのか…という事になるので、やはり年金は不可欠なものとなっていきました。
日本が工業化して成長して豊かになっていくと同時に、家族の機能や繋がりは弱くなってみんなバラバラになっていきました。
昔のように家族が同居して支え合うという事はもう少数派になってしまったので、年金制度は不可欠となっています。
ところで、超高齢化社会には年金制度は不可欠ですが、これだけ長い人生になってくると途中で何があるかわからないですよね。
特に病気などはいつ襲ってくるかわかりません。
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