No.542 (2022年10月23日発行)
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鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編
経済的にも政治的にも駄目になっていく日本。その中で重要になるたった1つの考え方
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イノベーションと経済成長のない国では、今の既得権益を持った人間が延々と勝ち組のポジションを維持する。「おいしい職業・地位」を守ることに汲々とするようになり、自分の身分や地位を脅かす人間を徹底的に排除していく。
そのため、既得権益を手に入れた人間は、その分野で独裁化していくのが避けられない。その結果、その分野では他の人間が成り上がれず、這い上がれず、変化が起こせず、時時代遅れが顕著になっても体制を変えられない状態が続く。
しかし権力者も年を取るので年齢から衰えが避けられなくなると、今度は自分の子供にその地位を継がせて既得権益を守ろうとする。そのため、変化の乏しい国では最終的には身分社会・世襲社会になっていく。
しかし、新しい分野が次々と生まれてダイナミックに変化が起きるような社会や、高度成長期のように凄まじい経済の拡大が起こって誰もが国の経済成長に乗っかって豊かになれるような時代には、既得権益を守るよりもイノベーションに賭ける方が豊かになれる。
イノベーションと経済成長が起きれば、新しい分野で「今は何でもない人」が成り上がることができるのだ。
既得権益がガチガチに固まり、さらにそれが一部の人間の独占となり、身分社会・世襲社会へと堕している社会になっているのであれば、それを打破するには、イノベーションと経済成長が盛り上がるような国にすればいいということになる。
しかし、既得権益をがっちりとつかんだ上級国民は、そういう社会の変化を忌み嫌う。イノベーションが起こると自分たちのポジションが脅かされるのだから当然だ。そのため、どうしても変化がない方を望む。彼らには現状維持が一番心地良い。
社会が劇的に変わってしまったら、自分たちの存在意義が消えるのだ。だから、身分社会・世襲社会が固まった社会では、イノベーションは意図的につぶされるのである。彼らには、イノベーションが起きない社会の方が「素晴らしき世界」なのだ。
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