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第239回 ビットコイン相場の変動はいつ始まるのか?石油と天然ガスのブロックチェーン その2
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▼今回の記事
今回も個人投資家が多く集まるSNS、「テレグラム」で注目されているビットコインの動きを紹介する。次にメインテーマとして、石油と天然ガスの分野におけるプロジェクトを紹介する。今回はその2である。
▼へばり付いたように変動のないビットコイン相場
この記事は10月24日の午前中に書いているが、ビットコインは289万円台で取引されている。しかし過去1週間、289万円台という水準にへばり付いたようなような状態で、目だった変動がない。チャートを見ると、この水準の価格帯で真っすぐな線が横に引かれたような状態だ。価格変動が激しいことで知られているビットコインでは、珍しい展開だ。
先週紹介した「今週のビットコイン相場予想」では、10月24日の相場予想は285万1459円になっていたが、ほぼこの水準で取引されている。予測は的中している。
●ビットコインはいつ変動するのか?
一方、ダウやナスダックは同じ期間にそれなりに変動している。これまではビットコインを中心とした暗号通貨の相場は株価とがっちり連動していたが、今週のビットコインの安定した値動きを見ると、株価との連動が解除されたようにも見える。
このようなビットコインのあまりに安定した値動きが続いているので、いつ相場の変動が始まるのか大きな話題になっている。「テレグラム」でもやはりこの話題がもっとも注目されている。
なかでも「Bitcoin Magazine」のプレミアムマーケットニュースレターである「Bitcoin Magazine Pro」に掲載された分析が注目されている。注目度が高いので、このニュースレターの主要点を要約する。
「ボラティリティの欠如
いま、我々が注目したい市場の力学の1つは、ボラティリティ(変動)の欠如だ。スポット取引量の多い時期とデリバティブ取引量の比較的少ない時期は、価格はほとんど動いておらず、長期間の弱気相場は、市場参加者の忍耐力を試すことで知られている。直近の消費者物価指数(CPI)の上昇で多少変動したものの、ビットコインの過去の変動率は記録的な低水準にある。
いま、誰もがこのビットコインの価格帯がどちらかに動くことを望んでいる。いまではビットコインの相場は、平均的な株式や債券のETFをも下回っている。この考えられる原因は、ビットコインへの関心の全体的な低下か、それともビットコインの資産プロファイル全体が突然変化したのかのどちらかだ。我々はは前者の見方に傾いている。
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