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【アル開発室メルマガ】日本における匿名とは、自分のことを隠すことではなく、関係性をゼロにすることである

「アル開発室」サービスづくりとスタートアップの“今とこれから”をのぞけるメディア
「日本における匿名とは、自分のことを隠すことではなく、関係性をゼロにすることである」 2022/10/27 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは!今日は、過去にPLANETSという媒体で連載してた「TOKYO INTERNET」の記事をこちらでも投稿します。 日本の匿名性についてです! はじめに 今回の記事は、タイトルでぜんぶ言い切っておりますが、「なぜ日本では匿名性が重要なのか」について書きます。 日本のインターネットでは、匿名による投稿が好まれる傾向があるように思われます。たとえば、匿名掲示板の「2ちゃんねる」や2016年に流行語にもなった「日本死ね」という言葉が生まれた「はてな匿名ダイアリー」などは、匿名で投稿できるサービスの代表例です。 Wikipediaの主要10言語の中で、日本語版はもっともログインをして投稿や編集をする人が少なかったというデータもあります。 ----- 日本語版の大きな特徴の一つは、編集をする利用者のうち登録せずにいる利用者の比率が高いことである。2007年12月時点で、編集回数の約40%はログインしない利用者によるものであり、これは主要10言語のウィキペディアのうちで最も高い割合となった。 ----- SNSだと実名で書いたり、友だちと繋がったりしているので、匿名は少ないんじゃない?と思ったのですが、Twitterなどでも匿名利用が多いようです。総務省によると ----- Twitterの利用者では日本は「匿名利用」が7割を超え、他国に比べても顕著に匿名利用が多い状況にある ----- とのこと。ちなみに欧米だけでなく、アジアとくらべても、日本は匿名利用が高いというデータになっています。(参考:諸外国別に見るソーシャルメディアの実名・匿名の利用実態(2014年)) ちなみにちょっと「匿名」について整理をします。匿名といってもいろいろな段階があります。

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