2022.10.28更新分
■ 活発化する!生鮮食材の値動き → 食品卸を手掛ける企業に注目
観光地のレストランや旅館、繁華街の居酒屋や寿司店などで使う生鮮食材の荷動きが活発になってきている。マダイやブリ、貝類、カニなどの魚介類、ステーキやしゃぶしゃぶ用の牛肉をはじめとした食肉類について業務用食材の引き合いが強い。チェーン系の焼肉店やステーキ店向けの牛肉販売が大幅に伸びていることもデータから明らかとなっている。
むろん、全国旅行支援や「もっとTokyo」、東京のGoToイート、そして水際対策の大幅緩和に伴うインバウンド需要の復活が大きい。政府観光局によれば、9月の訪日客数は20.5万人と前年同月比で約12倍に膨らんだ。当然、9月以降は一段と増加傾向が強まっているものと見られる。加えて、外食店で食事を楽しむ人も増えており、総務省の家計調査でも外食費の伸びが高水準で推移していることがわかっている。
そこで、今回は業界類や食肉類の卸売りなどを手掛ける企業に注目する。
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