拾われし者|No.139|原田寛|芦原英幸と直弟子たち
バックナンバー一覧 http: //www.mag2.com/archives/0001677702/
メールマガジン『拾われし者』 No.139
異国の地からの底力(後編)
まさか?の夏風邪による体調悪化により、大会出場を断念する直前にまで追い込まれた末、奇跡の解熱剤が効き、一回戦に出場出来たアディル。
相手の突進をいなしながら、見事カカト落とし一刀で相手を担架運びにする初戦を飾った。
場内は、「オオ―!!!!」と騒然になった。
いきなりのデビュー戦で見事に一本勝ちを収めたアディル。
ついに、その実力を示す時がきた。
相変わらず、檀上を降りた瞬間、お尻を手で押さえトイレに駆け込んでいくアディル。
熱が下がり、試合檀上に立たす事が出来た事にホット胸をなでおろした。
続く2回戦も圧倒劇を納め、3回戦に進出した。
試合を重ねていくごとに、徐々に徐々に動きが冴えてくる。
スタミナ切れ等を起こす体調悪化の動きの悪さではなく、試合をこなすごとに体の切れが良くなってくる。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)