No.543 (2022年10月30日発行)
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鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編
ボロボロになっていく株式市場と景気後退の到来危機の今、考えるべき大事なこと
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アメリカの株式市場は2022年はずっと下落基調が続いていて、今もなお余談を許さない局面にある。アメリカの投資家が強気か弱気かはブルベア指数(bull bear spread)を見たら分かるのだが、2022年はずっと弱気に張りついている。
要するに、投資家はもはや相次ぐFRBの利上げ・利上げ・利上げに意気消沈し、すっかり自信をなくして株式市場を投げているのである。
FRBが利上げに突き進むと景気は冷える。実体経済で言えば、法人や個人事業主は借金をすると、今までよりも高い金利を払わないといけない。そのため設備投資をあきらめるか、事業を縮小することを考える。社会全体がみんなそうすると景気は悪化する。
景気が悪化するのであれば、当然それは株式市場に反映される。一方で金利が上がると債券を買えばもらえる金利が上がっていく。それならば、投資家はリスクある株式なんか買っているよりも債券を買った方が安全だ。
そういった動きが同時並行で起こるのであれば、株価は下を向かざるを得ない。
FRBはまだ利上げの途上であり、11月も0.75%という急ピッチの利上げをする予定なのだが、インフレ率はまだ高いところにあるので12月も0.5%なのか0.75%なのかは分からないものの金利を上げていくだろう。
金利がまだまだ上がっていくのであれば、経済を巡る状況は芳しくないということになる。
IMF(国際通貨基金)も、2022年10月11日に世界経済の見通しを再び下方修正しており、「世界経済の3分の1以上を占める国々が今年もしくは来年、経済の縮小に見舞われる」「最悪はこれからである」とコメントを発している。
IMFだけでない。金融関係者の多くは一様に「2023年には景気後退(リセッション)がやってくる」と考えており、ブルームバーグ予測モデルでは「1年以内の米リセッション、確率は100%」と報道されている。
私自身も、来年は間違いなくリセッションがやってくると考えている。景気は悪化して実体経済はひどいことになるだろう。そうであれば、その中で考えるべきことがある。大事なことだ……。
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