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馬渕治好の週刊「世界経済・市場花だより」
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第592号(2022/10/30) 米国株は業績中心の動き、米長期金利や米ドルは自律反落/株価は明るい動き持続へ
この週刊「世界経済・市場花だより」は、めまぐるしく変化する世界の経済や市場の動きなどについて、ブーケ・ド・フルーレット馬渕治好が、わかりやすく解説します。
※ 現時点での、自主開催セミナーの予定は、下記の通りです(カッコ内は、現時点でのお申し込み数/定員、です)。残席は、10を下回った場合に表記します。
12/3(土)高岡(3/25)
12/17(土)浅草 満席となり、受付を締め切りました
12/24(土)福岡(0/15)
1/7(土)札幌(1/20)
1/14(土)名古屋(3/20)
1/28(土)浜松町(3/30)
2/4(土)大阪(1/18)
2/11(土)横浜(2/20)
2/18(土)ウェブ(1/150)
セミナーのスケジュールは、
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub3.html
のページの下の方にあります。詳細やお申し込みは、それぞれのリンク先をご覧ください。
上記のリンク先には、自主開催以外のセミナーの予定も掲載しています。
☆過ぎし花~先週(10/24~10/28)の世界経済・市場を振り返って
<米株が業績を中心材料として堅調に推移、それが他国株も支持、米長期金利や米ドルは自律反落>
(まとめ)
先週の世界市場では、株高と円高(外貨安、特に米ドル安)が優勢となりました。
その背景としては、先々週から米国株式市場では、7~9月期の企業決算発表社数が増えるなか、業績の内容が「悲観視していたほど悪くはなかった」として、業績を好感する展開に入っていました。それに加え、先々週まで上昇色が勝っていた米長期金利が自律的に反落したことも、米国株を支えたと考えられます。
こうした米国市場の動きを受けて、米株高は他の多くの国の株価にとっても好材料となったと解釈できます。また米長期金利の自律的な反落は、米ドル相場の自律的な反落も引き起こし、円売りの巻き戻しも誘発して、同時に円高も進みました。
ただ、米国株式市場で業績が株価を動かす主要な要因になった、ということは、何でもかんでも株式が買われたということにはならず、業績に対する失望が生じた銘柄は、もちろん株価が下落することとなりました。
(詳細)
先週の世界市場では、ほぼ全面的な株高となりました。また為替市場では、外貨安・円高が全般に進行し、同時に米ドルが多くの主要通貨に対して下落しました。
今号のメールマガジンでは、まずそうした先週の相場付きを、騰落率ランキングで、確認しましょう。
まず、先週の主要な株価指数の騰落率ランキング(現地通貨ベース)で、騰落率ベスト10は、
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