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第240回 これからビットコインは900万円までゆくのか?いま注目されているプロジェクト その1
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▼今回の記事
今回も個人投資家が多く集まるSNS、「テレグラム」で注目されているビットコインの動きを紹介する。次にメインテーマとして、いま注目されているプロジェクトを分野に関係なく紹介する。
▼次第に上昇を始めたビットコイン
289万円付近でへばり付いたように変化がなかったビットコインの相場だが、10月28日の295万円を底に上昇を開始し、いまは304万円台で取引されている。過去5日間では0.32%の上昇だ。同じ期間にナスダックは2.17%、ダウは5.37%の上昇なので、株式相場の上昇に連動した動きとなっている。
ビットコインがリスク回避資産として好まれ、株価が下落してもむしろビットコインは上昇するという株価との連動性が解除される局面も見られるようになってはいるが、まだ両者の連動は強固のようだ。
●ビットコインは近いうちに900万円を突破か?
株価にけん引された格好だが、こうした上昇トレンドに入っているなか、個人投資家の集まる「テレグラム」のアカウントで大変に注目されているニュースがある。それは近い将来ビットコインは6万3000ドル(約922万円)まで上昇するとした予測である。
これは、運用資産100億ドルを誇る暗号通貨サービスプロバイダー、「Matrixport」の調査・戦略責任者、マーカス・ティーレンによる最新の予測だ。周知のようにビットコインは、4年に一度のペースでマイニングの難易度上昇から供給量が半分になる半減期がやってくる。次の半減期は2024年3月である。
そして、2024年の半減期にも、2016年7月と2020年4月の2つの過去の半減期に見られた強気の値動きを繰り返すと想定している。どちらの時も、ビットコインは半減期の15カ月前に強気の上昇相場となり、半減期の月には、2年前の相場よりも39%上昇した。
半減期の15カ月前とは今年の11月になる。ということは、これまでの半減期の歴史が示す通り、ビットコインは来月から運命が変わり、2024年3月には6万3160ドル(約922万円)まで上昇し、2022年3月の価格4万5538ドル(約664万円)よりも39%高く取引される可能性がある。
もちろん、過去の実績は、将来の結果を保証するものではない。とはいえ、歴史はしばしばパターンを繰り返すものであり、ビットコインを巡るマクロの環境は今後数カ月で改善される可能性がある。「米連邦準備制度理事会(FRB)」の幹部は最近、12月からの金融引き締めペースの鈍化をほのめかした。
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