第576号
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岩上安身のIWJ特報!
統一教会問題「安倍元総理銃撃事件は、『来るものが来たのか』と思った」!
岩上安身による全国霊感商法対策弁護士連絡会 代表世話人
山口広弁護士インタビュー 第1弾
(その2)
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(その1)の続き
・山口広弁護士(IWJ撮影)
https://bit.ly/3TWrF4w
岩上安身は2022年8月15日、全国霊感商法対策弁護士連絡会代表世話人で、宗
教トラブルや霊感商法の被害者救済に取り組んできた山口広弁護士に、東京共同
法律事務所でインタビューを行った。
岩上安身は、様々な新興宗教が問題となる中で、一番悪質ともいえる統一教会
が守られてきたのは、政治のバックアップによると指摘した。
統一教会は「宗教法人」として無税の恩恵を受けている。山口弁護士らは、主
務官庁の文化庁宗務課に、法人の「解散請求」を繰り返し申し入れたという。解
散請求は、宗教法人法で「著しく公序良俗に反する」場合などに認められる。統
一教会は、関連会社の経営者が逮捕され、教団の責任も判決で認められており、
要件は十分のはずだ。ところが宗務課は、教団幹部の刑事罰や、組織自体の刑事
事件認定が必要だと動かなかったというのである。その腰の重い判断には、何ら
かの政治的力が働いているのではないか。
霊感商法の被害件数は、34年間で3万4510件、被害総額は約1237億円にも上る。
山口弁護士は、「地獄で苦しむ先祖を救わないと自分も不幸になる」という脅し
で物品を買わせる統一教会のやり方を詳しく説明した。信者に様々な「罪(つみ
)感(罪悪感)」を教え込み、それを償うと称して、壺や印鑑等を高額で売り付
け、献金をさせるのだ。
「罪感」とは、日本の先祖が朝鮮半島に犯してきた罪という「遺伝罪」等であ
る。本来、日本の保守政治家の主張と相反するはずのこうした教義にもかかわら
ず、岸信介元総理は、統一教会を支援し、自民党との協力システムを作りあげた
。そして、岸元総理の三代目である安倍元総理は、そのシステムを抜け出すどこ
ろか、一層深堀りし、枠を超えるところまで「踏み外してしまった」と山口弁護
士は断じる。
(記事目次)
◆一番悪質なやり方の統一教会が、一番政治に守られている!? 「文化庁宗務課
に繰り返し申し入れたが、動いてもらえなかった」
◆大金をむしり取るような霊感商法をやっても宗教法人は無税!「刑事事件じゃ
ないから」と文化庁宗務課は及び腰!
◆「地獄で苦しむ先祖を救わないと自分も不幸に」? 供養に買わせる壺、印鑑
、仏像! 霊感商法の被害総額は34年間で約1237億円!
◆統一教会は信者に「罪感」を教え込む! 2000年前の先祖の罪は「遺伝罪」!?
3000万円献金すると「ご先祖が霊界で喜ぶ」!?
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