白馬社編集部と社会学作家・秋嶋亮の対談を収録した「週刊オンライン白馬社」の2022年10月の記事
をまとめて配信しています。
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★第109号 御用マスコミが国葬問題で大騒ぎした本当の理由★
政府に統制されている新聞テレビが安倍晋三の国葬問題で政府を批判していた。つまり税金で運営され
る記者クラブが珍しく国を批判していた。当然これには目的がある。国葬騒動の裏で何が行われていた
のか、どんな危険なことが進められているのか、編集部と秋嶋亮が解説します。
編集: すったもんだの挙げ句に安倍晋三の国葬が強行されました。この一連の騒動をどのように捉
えますか?
秋嶋: 国葬の目的はいくつかありますが、その一つが「備給」ではないかと考えています。「備給」
とは「カセクシス」という外来語の翻訳ですが、簡単に言うと、或る出来事によって時間とエネルギー
を消耗させ、他に振り向けることが出来なくさせるという意味です。つまり安倍晋三の国葬を批判させ
ることで、重大問題に対処するリソースを奪っていたわけです。
編集: なるほど。
秋嶋: 「陽動」と「備給」の違いは、前者が囮問題で注意を逸らし、その隙をついて目的行為を果た
すことに対し、後者は囮問題でヘトヘトにさせ、真の問題に言及しないように仕向ける、と理解してお
けばいいでしょう。
編集: あれほど国葬で大騒ぎすると、他のことなんて考えられなくなりますからね。
秋嶋: 今月3日から臨時国会が招集され、与党は20本の法案を提出する見込みですが、その目玉とな
るのが感染症法の改正です。これは公衆衛生の強化という建前ですが、実体は防疫を名目に私権を抹消
し、反抗的な国民の強制収容を可能にする制度の確立なのです。
編集: やはり悪巧みをしているわけですね。
秋嶋: その背景に、内閣感染症危機管理統括庁の新設や、CDC(疾病予防管理センター)日本支部の
設置があることは間違いないでしょう。
編集: 異論ありません。
秋嶋: モデルナ社が「日本を臨床試験とワクチン製造の拠点にする」と表明し、mRNA医薬の工場建
設をぶち上げている通り、感染症法の改悪はコロナワクチンのマーケット・クリエーション(市場創出)
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