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渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
第4432号 令和4年11月2日(水)発行
発行部数 11,501 部
【再録】防災的観点から見た神社の役割とは?
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【再録】防災的観点から見た神社の役割とは?
昨日11月5日は「津波防災の日」でした。
朝早くに、訓練の「大津波警報発表」エリアメールが携帯に届いたときは、
かなり驚きましたが、災害は忘れたころにやって来るので、
こういった訓練も重要ですね。
なぜ11月5日が「津波防災の日」なのか?
これは「稲むらの火」という伝説がもとになっています。
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【引用ここから】
村の高台に住む庄屋の五兵衛は、地震の揺れを感じたあと、
海水が沖合へ退いていくのを見て津波の襲来に気づきます。
村人たちに危険を知らせるため、
五兵衛は刈り取ったばかりの稲の束(稲むら)に火をつけました。
それを火事と見て消火のため高台に集まった村人たちの眼下で津波は猛威をふるい、
村人たちは津波から守られたという話です。
この話は、江戸時代後期の1854(嘉永7)年に発生した
安政東海地震の際に村人を津波から救った和歌山県広川町の実業家、
濱口梧陵(はまぐち・ごりょう)をモデルにしています。
濱口が火をつけたのは高台に建つ神社近くの稲むらで、
暗闇のなかで村人たちはその火を頼りに九死に一生を得たのです。
その日が11月5日(旧暦)だったのです。
【引用ここまで】
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