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Crazy Culture Guide Vol.323 CGと旧来の特殊効果の本質的な違いとは? ちょっと考えてみました

高橋ヨシキのクレイジー・カルチャー・ガイド!
そんな時代であっても『ザ・グリード』(1998年)で、特殊メイクとCG の融合技で「役者の人が演じているにも関わらず、顔の半分が溶け落ちて 向こう側が見える」というような表現に出会ったときは「こ、こんなこと が可能になるなんて!」と深い感動を覚えたものでした(『ザ・グリー ド』はクリーチャーのCGもメッチャいいと思います)。そういう例とし ては他に『永久に美しく…』(1992年!)などもあります。このような 技術はのちにさらに洗練されていき、2005年の『ヒストリー・オブ・バ イオレンス』では掌底を食らった役者の鼻が顔面にめり込んでしまうとい う驚異の映像が実現されました。これは、特殊メイクで作った「めり込ん だ鼻」を、役者の顔にマッチムーブさせて合成させているんですが、人体 破壊表現の未来を見せてくれた素晴らしい映像だったと思います。

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