Nov. 7, 2022
Vol. 362
1. 最新ニューヨーク事情「リモート時代のニューヨーク」
2年前まで誰も知らず、今となっては知らない人がいない言葉といえば「Zoom」だ。「リモート」は使ってはいたけれど、今ほど頻繁ではなかったはずです。
異論はないと思います。リモートミーティングだの、ハイブリッド勤務だの、当時の僕たちに今の僕たちが言っても全員ハテナマークな顔で見返されたはずです。
この2年間、多くのリモート会議、Zoomセミナーに出演、参加させて頂きました。回数を重ねると共に、変化していったのは、背景に映り込むお部屋のインテリア。回数を重ねると比例して増えたのは、鼻毛チェック。映り込む露出スペースがリアルで人と会う時と比べ、極端に小さいので、そこだけは入念にチェックします。
逆に映ってない部分は必然的、これ以上ないほど手を抜きがちになる。リアルで対面していた時とは比べ物にならないほど。昨年夏、日本の大きな、というか最大手の名古屋支部の朝の会に講和として出演させて頂いた時のことです。1時間の講和の盛り上がりと場の空気を鑑みて、これはイケるなと判断した上で、最後の最後に「すいません、こんな偉そうな話をして、実はスーツの下はこれでした」と腰を浮かせ、短パン
だった下半身を露出しました。予想以上にウケた、、、、と思った矢先、その会のトップである会長さんが「高橋さん、実は私もなんです」といきおい腰を浮かせ、爆笑を全部持っていかれました。そりゃそうだ、この日だけのゲストの僕のパンツ姿より、身内であるトップのパンツ姿の方がそりゃウケる。年配のメガネをしているビシッとスーツ姿の肩書き「会長」の下半身露出に勝てるわけがない。完全に前振りに使われてしまいました。悔
しがる僕をよそに、いきおいやってしまった会長は逆に後悔している模様。
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