究極のスピリチュアル(自己発電)
神秘家のウツになると、人生や世の中に不満はないですが、何もやる気がなくなります。
それは、かったるいとか、人生つまらないからとかではありません。
幸せだから
という、妙な理由でやる気がなくなるのです。
どうせ、何をやってもやらなくても幸せですので、何もやらなくてもいいのです。
ただ、傍観者のように客観的に自分の事も他人のことも眺めながら、人生を達観しているのです。
昔、高校生の頃、バイクの事故で臨死体験をした後輩がいました。
彼は奇跡的に一命を取り留め助かりました。
そして、半年後にサッカー部に復帰しました。
元々サッカーが上手かったのですが、事故前と明らかに違っていました。
妙に落ち着いて、いつもニヤニヤしながらサッカーをしているのです。
僕らが必死で動いていても、彼は落ち着いて無駄な動きがなく、まるで相手の心が読めるかのように、軽くかわしてドリブルをしていました。
僕はまるでプロ選手にもてあそばれている小学生のような気分でした。
彼は、決して熱くなることなく常に冷静にプレーし、まるで悟っているように達観視していました。
当時はとても悔しかったのですが、今なら彼の気持ちが分かります。
どうなっても楽しいので、何かに執着して熱くなる必要がないのです。
僕は半年ほどそのような暮らしをしていました。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)