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馬渕治好の週刊「世界経済・市場花だより」
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第594号(2022/11/13) 株高・米長期金利低下・米ドル安円高は、過度の悲観の「正常化」/株高地合い継続か
この週刊「世界経済・市場花だより」は、めまぐるしく変化する世界の経済や市場の動きなどについて、ブーケ・ド・フルーレット馬渕治好が、わかりやすく解説します。
【お知らせ】
筆者の米国出張のため、今号と次号の「花だより」は、短縮版となります。
何とぞご容赦くださいませ。
※ 現時点での、自主開催セミナーの予定は、下記の通りです(カッコ内は、現時点でのお申し込み数/定員、です)。残席は、10を下回った場合に表記します。
12/3(土)高岡(5/25)
12/17(土)満席となり、受付を締め切りました
12/24(土)福岡(0/15)
1/7(土)札幌(2/20)
1/14(土)名古屋(4/20)
1/28(土)浜松町(3/30)
2/4(土)大阪(2/18)
2/11(土)横浜(2/20)
2/18(土)ウェブ(1/150)
セミナーのスケジュールは、
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub3.html
のページの下の方にあります。詳細やお申し込みは、それぞれのリンク先をご覧ください。
上記のリンク先には、自主開催以外のセミナーの予定も掲載しています。
☆過ぎし花~先週(11/7~11/11)の世界経済・市場を振り返って
<米国市場における中間選挙やCPIを受けての反応は、短期的に市況がブレ過ぎのように見えるかもしれないが、それ以前の過度の悲観からの「正常化」に過ぎない>
(まとめ)
先週は、米国市場において、まず中間選挙の結果によって大統領府と下院の「ねじれ」が生じることは、むしろ株価の好材料だとの観測が広がりました。さらに11/10(木)に発表された10月のCPI(消費者物価指数)前年比が9月から低下すると、急速に米株高、米長期金利低下、米ドル安・円高が進みました。
こうした市場の動きは、理屈から考えると「市況がブレ過ぎだ」との声があります。ただ、そうではなく、最近までの米株売り、米長期債売り(米長期金利上昇)、米ドル買い・円売りが余りにも行き過ぎていたため、単にその巻き戻しが大きく生じただけだ、と解釈すべきでしょう。最近まで蓄積されていた市場の「ひずみ」が、正常化に向かっているだけです。
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