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2022年11月14日号「ブラック企業をやっと退職し、今度こそと思った企業でひどいモラハラを受けています」

『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」
『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」11月14日 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2022年11月14日号 ●赤羽雄二の視点:「仕切り」 共感で、相手を動かす(その5)●今週の相談 ・ブラック企業をやっと退職し、今度こそと思った企業で先輩社員からのモラハラがひどく、辛くてやめました。もう転職できる気が全くしません。 ・転職4社目です。業界トップ企業ですが、営業体制はかなり弱く、個人わざ主体なので必死に食いついている状況です。 ・大手製造業で社内コンサルタントをしています。某ITコンサルティング大手が入り込んでいて、明らかにクライアントを馬鹿にした態度をしています。どう対応すべきでしょうか。 毎週月曜日発行 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【はじめに】 本メルマガでは、皆さんからの仕事やプライベート上の多くの悩み・質問にていねいにお答えします。メルマガを購読している方なら、どなたでも質問&相談が可能です。(ご質問: akaba@b-t-partners.com ) 【『ゼロ秒思考』とは】 『ゼロ秒思考』は、マッキンゼーで14年間、その後も多くの企業、個人を支援してきた私が生み出した独自のアプローチです。 「メモ書き」によって思考と感情の「言語化」に慣れ、強化することで、どんな人でも確実に頭がよくなり、心が強くます。くよくよしなくなります。何をすべきかがわかるので、行動も早くなります。 20数年にわたって改良し、内外で実践していただいた結果、10万人以上の方に効果を実感していただいています。 誰でも、どこでもできて、お金もほとんどかからないシンプルな方法ながら、効果は絶大です。実践された方々からのコメントの一部を紹介します。 「明らかに日々の思考量や行動量が増えた」 「打てば響くような会話ができるようになった」 「オリジナルな企画書をすぐに書けるようになった」 「自分に自信がついた」 「気持ちを素直に伝えらえるようになった」 本メルマガは、この『ゼロ秒思考』をベースに、皆さんの悩みに答えていきたいと思います。 赤羽雄二の視点:「仕切り」 共感で、相手を動かす(その5) 用意した資料は、出さなくてもいい 何かを提案、説明、弁明するとき、パワーポイントなどで数ページの資料を作ることが多いと思います。それにより、背景やこちらの主張、その根拠、相手とのギャップ、ギャップを埋める方策などが明確に整理できます。 こちらの組織内での合意形成にも、数ページのまとめ資料は必要です。そうしないと、相手どころか、身内がブレーキになったり、背中から刺されたりすることもあるからです。 「そういうつもりじゃなかった」「そうは理解していなかった」「そんなこと、聞いたっけ?」といったネガティブな発言は常に起こりえます。資料を説明し「それでよい」と合意していた場合も平気でそういう発言はありますが、資料を見せていないとさらに何倍もひどく言われる可能性があります。 後悔しても遅いので、先にしっかりとした資料を作り合意を取りつけておきます。 ただ、交渉の場でその資料を実際に使うかどうかは別です。 内容にもよりますが、相手が大筋で乗ってくれそうなときは資料を使って説明します。最初から資料を使って順番に説明していっても問題はないでしょう。 もっと微妙なとき、相手がどう出るかよく読めないときは、へたに資料を出して相手の心証を悪くしてしまうより、口頭で説明し、相手の反応を見ながらさらに議論を進めるほうが安全です。手元にはきっちり作成した資料がありますので、安心できます。ただ、相手には見せずに話を進めていきます。 想定通りに着地した場合は、最後に「今日の内容をまとめたものです」と言って手渡ししたり、ミーティング後にその資料を送ったりします。せっかく作成したものですし、内容が適切な場合は書いたもののほうが印象がよいからです。相手の組織内でスムーズに進めていただくためにも、資料は必要なことが多いです。 資料は作成しておくものの、説明の途中で相手に渡すかどうかは、状況次第です。目を見て話し続けるほうが効果的な場合もよくあります。 ホワイトボードを駆使する 先方が3人以上いる場合は、ホワイトボードを使って議論を整理すると進行がわかりやすく、スムーズです。 ホワイトボードは1・8m幅のものが使いやすいです。私は、多くの企業の経営改革を支援してきましたので、先方の意向をくみつつ、物事を進めなければいけない機会が無数にありました。 そのときの武器がホワイトボードでした。経営者の考えを引き出し、それに対して参加者の意見を出し尽くし、気持ちよくまとめていくためには、ホワイトボードが驚くほど効果的です。 会議では、話がぶれやすい

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  • 34万部の『ゼロ秒思考』など24冊と、年間100回のセミナーなど、1万人を超える方々の成長を支援し、悩み相談にお答えしてきた赤羽雄二による、「成長を加速する人生相談」です。 どうすればもやもやを解消しもっと早く成長できるのか、どうすればもう少し自信を持って仕事に取り組んだりプライベートの悩みを解消したりできるのか、皆さんから頂く質問にお答えすることで、迷いをなくし気持ちよく進んでいただきたいと考えています。 また、人生相談の他にも「赤羽雄二の視点」と題したスペシャルコラムをメルマガ内で毎週掲載しています。
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