ゴルフスイングにおける偏見ってどれだけあるでしょうか?!
昔はダメだったことが
今では良くて
今良いことが
昔はダメとかもあります!
そして総合的に考えると
ダメなものってあまりないのではないかという事!
今と昔でスイング理論というのは明らかに変わっている事がある
ココについて先にお話したいと思います
私はゴルフ歴が30年
となると
クラブが
パーシモンから始まり
メタル
チタン
カーボンとチタンのコンポジット
そして今では
フェース面がカーボンのクラブ(ステルス)
など
色々なクラブが世に出てきています
そしてボールに関しても
どんどん低スピン化が進み
クラブの進化に対して
スイングもある程度違いが出始めているのではないかと思います!
その大きな違いをちょっと解説してみたいと思います!
2点ほど大きな変化があると思いますが
まず
ボールがとにかく低スピン化したこと
コレにより
あまり曲がらなくなった
つまり昔は
林の上からボールを曲げてコースを攻めていたゴルファーがたくさんいたと思いますが
あまりそういう方が見当たらなくなりました!
なぜかといえば
毎回曲がらないからです
スピンがかからないという事は
そのまままっすぐ飛んでしまう
当たった時のフェースの向き通りに飛んでしまうという事
これだと右を狙て保険をかけるという行為自体が
そもそも難しくなってくる
なのであまり極端に右を向いたり
左を向いたりして
曲げるという事よりは
ストレートに近いフェードやドローで
直線的に攻めるゴルファーが多くなってきた
ということは
スイングもシンプルに
インサイドイン軌道のスイングをするプレーヤーが多くなってきている
さらに言えば
入射角度をややアッパー気味にとらえて
ボールの打ち出しと軌道をそろえて
下から打ち出そうとするメタルヘッド独特の打ち方
ジャンボ尾崎プロが典型的でしたが
あの打ち方が皆無になってきました
あんなに高くするのはとても難しいという事もありましたが
あれだけ下から打ち出してしまうと
フェースが右を向こうとするテンションが強くなり
その結果
強烈なリストターンを生み出します
これが曲がりにつながる
スピン量を減らすための動作は
今のクラブにはそこまで必要ない
ともすれば
スピンがそれでも増えれば
減らすためのクラブを選択すればいくらでも解決するという事です
もう一つの要因として
クラブヘッドの大型化があります!
ヘッドが大きくなることで
フェースのターンがしずらくなってきました
大きくなればそれだけ回転しずらくクラブの操作性が失われます
なので過度なインサイドアウトやアウトサイドインは
そのまま軌道上に打ち出される
昔だとそのあとフェースの開閉をコントロールして
ボールを曲げることが出来ましたが
これもまたボールの低スピン化とともに難しくなってきている
なのでクラブフェースの開閉をやや抑え気味にして
カラダの回転量を増やしたインパクトが主流になりつつあります
腕を振るときというのは必ずフェースの開閉が生まれる
コレは当たり前
なので
リストターンがゼロという事は不可能です
ただ回転量を減らすという事はその分
カラダの回転速度が上がるという事になります!
でんでん太鼓でイメージするとわかると思いますが
芯棒が回転していて
逆回転したとき
つまり回転が止まった時に腕が振られる
これがいわゆるリストターンという事
それに対して
回転が逆回転しないで一気に速度を落とさず回っていくのが
リストターンを抑えてスイングという事になります!
つまり
カラダの速度感を止めない場合
フェースの動きを極力抑えた状態で
身体全体でボールを打つ
リストターンはどこかで急ブレーキが発生し
それが今のデカヘッドでは挙動が強すぎるという事になるのです
ただ身体全体の速度を止めないという事で言えば
アスリートや柔軟性が高い
若いプレーヤーならできても
年を取って身体が動かなくなると結構厳しい
そしてクラブ自体もとても軽くなってきている現状から見てもらえば
女子でも男子でも
ゴルフの全盛期が若年化してきたことも理解できるのではないでしょうか?
ということで
昔は30代から40代で
ゴルフギアの特殊な構造を熟知し
重いクラブにも対応できる年齢になってから
全盛期を迎えるというのが常識だった時代から
20代から強いプロゴルファーやアマチュアがたくさん増えていくという流れが
ゴルフギアの進化からうかがえる!
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