こんにちは。観月まひろです。
私は今の家に住み始めてもう20年以上経ちました。
住み始めたときは長男がまだ小さくて、新築だったのに掃除に手が回りませんでした。
それからあれよあれよと時がすぎ、私はやっと気持ちと体力に余裕ができ、
家のいろんなところをきれいしたいという気持ちになりました。ええ、やっとです。
(私の中では掃除の優先順位が低いので、だいぶ余裕がないと無理なのです。泣)
すると長い年月の間に、なかなかとれなくなってしまった汚れがいくつもありました。
毎年年末にでもこまめにチェックして掃除をしていれば、こんなことにはならなかったんだろうな…
家も悲しんでいるだろうな…
と思うと、ちょっと悲しい気持ちになりました。
いや!でもこれまで私は、掃除以外の事に自分のエネルギーを限界までつぎこんできたから、やっぱり無理だったよね?
うん、到底無理だった無理だった。
今の私は以前みたいに過去の自分を責めたりはしません。それはよし。
だけど
「こまめにチェックして掃除をしていれば…」とか「家が悲しんでいるだろうな…」の
奥にひそむ私の考えが
なんか自分にやさしくないな
と気づきました。
あ、そうか。
この家もまた、
掃除してもらえなくても、私が必死なのを見て、ずっとひそかに応援してくれていたじゃないか
と気づきました。
そしたら、
「私達、一緒に頑張ってきたね。あなたも汚れたままでよく頑張ってくれたね。」
という感慨深さがこみあげてきました。
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