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辺 真一メールマガジン
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2022.11.15 Vol.315
[毎月5,15,25日発行+号外あり]
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米韓対北朝鮮の「力と力による」対決は日増しに激しさを増しており、4年前に文在寅(ムン・ジェイン)前政権と金正恩(キム・ジョンウン)政権下で交わされた南北の軍事対決の解消と平和を希求した宣言や合意は形骸化し、破棄も時間の問題となっている。北朝鮮が7度目の核実験を強行すれば、対立と緊張はピークに達するだろう。米韓と北朝鮮の10月中旬以降の「威嚇合戦」を時系列で見てみる。
10月18日 北朝鮮が西部の黄海道の長山岬一帯から黄海(西海)に向けて約100発、東部の江原道・長田から東海に向けて約150発の砲弾を発射。着弾地点は2018年9月に結んだ南北軍事合意によって設定された海上の緩衝区域。韓国領海への着弾は確認されていないが、韓国軍は南北軍事合意に反すると警告し、北朝鮮に即時中止を求めた。
10月19日 北朝鮮が午前12時半から黄海に向けて砲弾を約100発発射。人民軍参謀部代弁人は「韓国は10月13日から14日に続き、18日にも午前9時55分から17時22分まで江原道鉄原郡一帯から数十発の砲弾を発射した」として「(韓国に)重大な警告を発するため18日に我が軍は東部と西部の前線部隊が軍事的対応措置として東・西海上で警告射撃を行った」と発表。
10月24日 北朝鮮の商船1隻(5千トン級)が午前3時42分頃、黄海上の南北軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)に近い白翎島の北西(約27キロ)で
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