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第018-2号 「上値抵抗線を上に抜けたが、高値圏であることに変わりはない」

Prof.サカキの市況展望 プラス 教授に質問!
 いつものように市況を展望します。  まず「過去1ヶ月間の日経平均株価の推移」 からみていきます。 (執筆日時:11月15日 19時) [1] 過去1ヵ月の日経平均株価を振り返ります  日経平均株価は、前回このメルマガを配信した 10月13日に「26,237円」の安値を付け、そこから は上昇基調が続いて現在に至っています。  その中でも、最も重要なことは、11月11日(金) に株価が急騰して、今年8月17日以来の「右肩 下がりの上値抵抗線」を上に抜けたことです。  このように「上値抵抗線」を上に抜けたのは、 11月10日にアメリカで消費者物価指数が発表に なり、物価上昇の伸び率が鈍化したことから、 インフレ懸念が沈静化し、FRBの利上げの ペースが鈍化するだろうという市場の詠みが 先行して、NYダウが前日比で1,200ドルを超える 大幅高になったことが主因になっています。  NYダウも、この上昇により、今年の1月5日 に史上最高値を付けて以来10ヵ月間、右肩下がり だったトレンドが切り替わった可能性があります。  ですから、目先のところでは、日経平均株価は 高値を模索する展開になる可能性があると考え られます。 [2] 高値圏であることに変わりはない  さりとて、日経平均株価の水準が高値圏である ことに変わりはないので注意が必要です。  日本を除く世界の主要国は、かなり大幅な 利上げをしてきていますので、2023年が世界 的な景気後退期に陥ることは、ほぼ確実な情勢

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  • 前半で、日本の株式市場の先行きに関する市況を展望します。また、株式投資に有益な知識や考え方をときおり交えて、株式投資に関する正統派の知識を普及することを目指します。 そして、後半では、読者の皆様からの質問に、ざっくばらんにお答えするコーナーや、新規書き下ろし原稿を披露します。
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