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田村耕太郎の「シンガポール発 アジアを知れば未来が開ける!」Vol.409

田村耕太郎の「シンガポール発 アジアを知れば未来が開ける!」
田村耕太郎の「シンガポール発 アジアを知れば未来が開ける!」Vol.408 久しぶりのドバイ・アブダビ 実は私は政治家時代、UAEの専門家の一人だった。というのも私のライフワークが「政府系ファンドの創設」だったので、アブダビやドバイの政府系ファンドに足繁く通った。その御縁でUAEの閣僚や企業とご縁ができ、アブダビやドバイで、地元、鳥取のスイカ等の農産物のセールにも通った。ほぼ毎月、当時は唯一の路線であった、関空経由でエミレーツに乗ってドバイ、アブダビを訪問していた。 当時は秘密のベールに包まれていたアブダビやドバイの政府系ファンドも私の執拗な訪問で、次第に胸襟を開いてくれ、その内実を調査できた。そのうえで、色んな方にサポートいただいて、安倍さんや福田さんなどの当時の総理に提言した。安倍さんは力強くサポートしてくれたが、福田さんには鼻で笑われた。 そして部会では、大蔵族の先輩たちに「国民のお金でギャンブルするのか」「官僚の何倍もの給料を政府系ファンドの運用者に払えるわけないだろ」とボコボコにされた。今でも、あの当時、2007年とか2008年に仕込んでおけば、どれだけの国富が蓄積できたか!と悔しく思う。 リーマンショックの時も、大蔵族の先輩や当時の与謝野さんは「君のような乱暴な意見を聞いていたら、日本国は大変な損をしたよ」と叱責されたが、私は当時は「あのときこそ、まだまだ世界ダントツの国富があった日本こそ、GMやフォードやシリコンバレーのスタートアップを買いまくれ」と思い、自民党の部会でそう発言し総すかんを食っていた。 まあそんなことはもういいか。あの時政界でも奇抜な格好と発言で信用もなかったし。あんなものかもなあ。 懐かしいなあ。ドバイやアブダビの風景を見ながらそんなことが頭の中を走馬灯のように巡った。 写真のお二人は今でもUAEの大臣。科学技術教育大臣と農業大臣。 ちょっとの親切で運を拾う 空港や機内はコロナ前よりギスギスしていると感じます。混んでるし、手続きも煩雑だし、マスク要請もあるし、旅のストレスは増えています。資産価格下落で、インフレで知らないうちに心が病んでいたり。 私も心配なことや残念なことが多いです。でも実はこういう時こそ、チャンスなんです。最近、私は運がいいと思います。それには根拠があります。それは親切を心がけているからです。こういう時こそちょっとの親切心で運を拾うことができます。 機内では、近くに座っている知らない女性や高齢者の荷物を、棚からの上げ下ろし手伝います。乗機や降機でも順番を譲ります。

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  • 田村耕太郎の「シンガポール発 アジアを知れば未来が開ける!」
  • 元参議院議員の田村耕太郎です。ノーベル賞受賞者を29名輩出した世界最強のシンクタンク「ランド研究所」、とシンガポールの最強シンクタンクに現在所属中です。  オンライン経済誌4誌でもコラムを執筆中ですが、そこでは伝えきれない赤裸々な内容を、この有料メルマガで語ります。人類史上最も世界が繋がった今日、世界の真実を知らない者は生き残れません。自分の身は自分で守るしかない時代、情報武装と論理的思考だけがあなたを救います。最新の情報と的確なものの見方を提供します。皆様のご質問にもお答えします。
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