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/ 2022年11月18日発行 /Vol.539(2/2)
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「人生に座右の銘はいらない」
読者からの相談や質問に松尾スズキが独自の視点でお答えします!
Q.イラストレーターとして活躍している友人がいるのですが、正直、羨ましいです。なんだかカッコイイし、自由そうだし。もちろん3流企業の会社員の自分から見ればそうなだけで、本人にはそれなりの苦労もあるとは思いますが、彼と僕のどっちがモテるかといえば、間違いなく彼だと思います。とかなんとか比較している自分が情けなくもあります。以前、松尾さんも嫉妬することがあると書かれていた気がするのですが、松尾さんから見て「あいつ好きなことやってていいな」と思うのは、どういう人ですか?(31歳、男性、会社員)
A.「あいつ……」などと不遜なことは思いませんし、実は自分は今、かなり好きなことだけやっていられるキャリアとなっております。逆に、やりたいことがあっても体力的に追いつかないという点においては、もう休みたい、という気分にすらなっているわけで、精力的に何かをやっている人をことさら羨ましいと思うことはないですね。まあでも、劇団ひとりさんやバカリズムさんは、お笑いの世界に軸足を置きながら、ちゃんとドラマや映画にも爪痕を残していて、すごいなとは思います。
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