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子供たち、ウォークマン

橘川幸夫の時代分析と質問箱
子供たち ●情報には、ただ右から左へ置きかえるだけの、知識としてのニュースと、自分を通過する時にひとつ変化する、いわば表現としての情報がある。 ●大人たちは「最近の子どもたちは石や竹を使って自分で遊び方を作り出すことをしない。お店で売ってるものを買ってでしか遊べない。かわいそうだ。」という。しかし、家の近所の子は、例えば、ケシゴム怪獣があるとすると、その首の部分、しっぽの部分を切って別の怪獣にくっつけ、オリジナル怪獣を作って楽しんでいる。こういうのをインテリジェンスというのだ。裏の竹やぶがデパートになっただけで、子供たちは子供たちであることに変わりはしない。余計なことをいう大人の方が単なる情報に拘束されているだけなのだ。

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  • 橘川幸夫の時代分析と質問箱
  • 「ロッキング・オン」「ポンプ」など1970年代から参加型メディア一筋の活動家としてメディアの渦中で生きてきました。その体験と実感からの視点で、さまざまな事件や現象について、自分なりの視点で分析していきたいと思います。また、読者の皆様からの質問にもお答えします。一緒に、新しい社会のあり方を模索していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
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