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馬渕治好の週刊「世界経済・市場花だより」
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第595号(2022/11/20) インフレの改善続き米個人消費は強いが、株価一服/株価は一休みと上値探りを繰り返そう
この週刊「世界経済・市場花だより」は、めまぐるしく変化する世界の経済や市場の動きなどについて、ブーケ・ド・フルーレット馬渕治好が、わかりやすく解説します。
【お知らせ】
筆者の米国出張のため、今号も「花だより」は、短縮版となります。
何とぞご容赦くださいませ。
※ 現時点での、自主開催セミナーの予定は、下記の通りです(カッコ内は、現時点でのお申し込み数/定員、です)。残席は、10を下回った場合に表記します。
12/3(土)高岡(6/25)
12/17(土)満席となり、受付を締め切りました
12/24(土)福岡(0/15)
1/7(土)札幌(2/20)
1/14(土)名古屋(5/20)
1/28(土)浜松町(3/30)
2/4(土)大阪(2/18)
2/11(土)横浜(2/20)
2/18(土)ウェブ(2/150)
セミナーのスケジュールは、
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub3.html
のページの下の方にあります。詳細やお申し込みは、それぞれのリンク先をご覧ください。
上記のリンク先には、自主開催以外のセミナーの予定も掲載しています。
☆過ぎし花~先週(11/14~11/18)の世界経済・市場を振り返って
<米国ではインフレの改善期待が持続し、個人消費も強いが、株価は戻り売りで頭重く、連銀幹部からの牽制も>
(まとめ)
先週は、米国株価が崩れることはなかったものの頭が重い展開となり、多くの主要国の株価も一休みの様相が強まりました。
米国市場の材料としては、先々週に続いて主要なインフレ指標の改善(伸び鈍化)が示され、また小売売上高がかなり堅調な内容で、個人消費の強さが示されました。
ただ、こうした好材料はあったものの、これまでの株価の戻りを受けて、売り物が嵩んだものと推察します。また、米連銀の幹部からは、楽観的な見解に対し、牽制するような発言もありましたが、そうした牽制発言に対して、株価は大きく崩れることはありませんでした。つまり、米株式市場は金利上昇懸念を以前ほどは騒がなくなってきており、やはり年内の株価の流れは上昇方向であって、先週はそのなかの一休みと判断すべきでしょう。
(詳細)
先週は、米国の主要な株価指数が、大きく崩れることはありませんでしたが、頭も重く、一休みの様相でした。そのため、他主要国の株価も、同様の推移となりました。株式だけではなく、米長期債券市場や外為市場も、比較的落ち着いた動きでした。
米国における経済実態面からの材料としては、好材料が多かったと考えます。
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