『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」11月21日
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『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2022年11月21日号
●赤羽雄二の視点:「仕切り」 共感で、相手を動かす(その6)●今週の相談
・中小企業なのですが、社員がやっとはいってくれたと思ったらすぐに辞めてしまいます。何が原因なのかもよくわかりません。
・自分の昇進がやや早いため、お世話になった先輩と同格になってしまいました。日々嫌みを言われるので、大変にストレスです。どうしたらいいでしょうか。
・大企業で10年、部署も上司も変わりません。さすがにまずいので、社内の公募に応募しようと考えていますが、何に気をつけるべきでしょうか。
毎週月曜日発行
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【はじめに】
本メルマガでは、皆さんからの仕事やプライベート上の多くの悩み・質問にていねいにお答えします。メルマガを購読している方なら、どなたでも質問&相談が可能です。(ご質問: akaba@b-t-partners.com )
【『ゼロ秒思考』とは】
『ゼロ秒思考』は、マッキンゼーで14年間、その後も多くの企業、個人を支援してきた私が生み出した独自のアプローチです。
「メモ書き」によって思考と感情の「言語化」に慣れ、強化することで、どんな人でも確実に頭がよくなり、心が強くます。くよくよしなくなります。何をすべきかがわかるので、行動も早くなります。
20数年にわたって改良し、内外で実践していただいた結果、10万人以上の方に効果を実感していただいています。
誰でも、どこでもできて、お金もほとんどかからないシンプルな方法ながら、効果は絶大です。実践された方々からのコメントの一部を紹介します。
「明らかに日々の思考量や行動量が増えた」
「打てば響くような会話ができるようになった」
「オリジナルな企画書をすぐに書けるようになった」
「自分に自信がついた」
「気持ちを素直に伝えらえるようになった」
本メルマガは、この『ゼロ秒思考』をベースに、皆さんの悩みに答えていきたいと思います。
赤羽雄二の視点:「仕切り」 共感で、相手を動かす(その6)
ホワイトボード活用トレーニング
ホワイトボードを使おうとすると、最初は誰でもあがってしまいます。書こうと思ったことの半分も書けないと思います。練習が必要だし効果的なので、次に述べるホワイトボード活用トレーニングを同僚、友人などと実施しておくことをおすすめします。
部署の12人にホワイトボード活用トレーニングを実施する場合です。会議室の3隅にホワイトボード(180センチ幅)を置きます。4人ずつに分かれ、ホワイトボードを使って会議をする設定です。
3カ所それぞれ1人が会議リーダーとしてホワイトボードの前に立ち、議論をリードしながら書きます。他の3人はホワイトボードの前に椅子を持ってきて集まって座ります。
各会議リーダーは、ホワイトボードの左上隅に会議のタイトル(「会議時間を半減するには」など)を書き、そのすぐ下には、左側に「問題点・課題」、右側に「解決策」と書いて下線を引きます。
「会議時間を半減するには」という目的の会議を3チーム同時に始めます。会議リーダーのファシリテーションのもと、問題点について3人のメンバーから次々に発言してもらい、会議リーダーがホワイトボードに書きます。時間は3分でかなり出てきます。その後、解決策について発言してもらい、ホワイトボードに書きます。
こちらも3分、計6分で驚くほどアイデアが出てきます。
会議リーダーは、発言を聞きながら、数秒後には書き始めます。そうしないと間に合わないし、発言を制約してしまうからです。6分たったら、会場の全員が1台のホワイトボードの回りに集まり、会議リーダーと参加者1名に感想・発見を述べてもらいます。
「発言をそのまま書くのが大変だった」「話すスピードについていけなかった」「意外に書けた」「発言を書いてくれたので、ちゃんと聞いてもらった感じがした」などといった感想が出ます。
その後、全員で次のホワイトボードに移動し、同じく感想・発見を2名に話してもらったら、全員で3台目のホワイトボードに移動し、同じく感想・発見を共有してもらいます。
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