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インフレは終わるわけがない しつこい?

角野實のファンダメンタルズのススメ
  • 2022/11/22
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インフレは終わるわけがない しつこい? おはようございます。 いつもテキトーなことを口走る角野。仕事のことではなく、町ゆくおにいちゃん、おねぇーちゃんを見るとどうすれば仏頂面をうれしそうな顔に変えることができるだろう、なんて思っています。私ごときが非常におこがましい話なのですが、たいていは、何かしていただいたときにデカい声で「ありがとう」といえば仏頂面は少し緩みます。デカい声で言っているので周囲の人にも聞こえ、その周囲の人のほとんどが私の低 くて渋い声に振り返る(笑)。こういうのを見ているとみんなありがとう、と言われたいのだな、と思うので、だったら余計、もっと多く、もっとデカく言ってやろうなんて思うのです。迷惑な奴・・・というのが周囲の声。いつも何等かの悪口を言わない奴も世間にはいらっしゃるようで、え?お前のこと? ・・・・(笑)。 ■きのう書き忘れたこと きのうはドル円の構造の話を書き、そして円高になることを記しました。その中で、円とドルの強さの決定的な違いというのは、ドルというのは雇用のことだよ、すなわち、円も雇用のことだよ、ということを書き忘れていました。 ドルの雇用、すなわちアメリカの雇用は、例年11月でピークアウトし、その後は減っていく一方です。これはこれから迎える感謝祭のセールス、よくブラックフライデイといっているものになりますが、これが全米で最高の売り上げを誇るセールス期間になります。 この期間に企業は照準を合わせ営業活動を行っているのですから毎年のようにビックセールスになるわけです。ですから、企業の資金調達も雇用もここを基準に企業は活動計画を立てる訳です。 日本にもブラックフライデイと毎年言っている企業もあると思いますが、結局、12月のボーナスの時期ではないのでセールスが拡大しません。バレンタインやハロウィンなどの季節セールスとして消費不振をカバーする方法として行うイベントだと思うのですが、定着するのは難しいだろうね、と思います。12月のボーナスでみな一斉に買い物をするのですから、その3週間前にいくらセールスをしても目玉がないと無理だろうね、と思います。 もっとも私はもう、ボーナスをもらわなくなって20年以上経ちますので関係ないけど(笑)。 アメリカの場合は、ドイツ系などの移民が多く、結局、プロテスタントでは12月はクリスマス期間になります。要は、お休みの期間で、この時期はお休みの期間になります。もちろん、金融市場の金融マンも動いていますが、実質は、FOMCが開催された後まででその後は欧米人のほとんどはお休みで年明けまでマーケットに帰ってきません。 ですから、年内は実質、11月まではみな働いていますが、12月以降になると金融会社の座席も1人去り、2人去り、という形になってきます。 話がだいぶ逸れましたが、結局、アメリカの雇用が強い、強いと理事たちが騒ぎますが、その強い中でも、シーズン性の雇用減の状態に入っており、雇用が弱ければドルも弱い、という形です。 反対に日本は、ボーナスシーズンはこれからであり、雇用も伸びるし、何よりコロナ規制も緩和され、外国人観光客も却ってくる状態で、雇用が減るわけがない、ということです。年明けもおそらく雇用は強いままであろう、と考えると円は強い、ということになります。 アメリカは2月から、雇用は春に向けて増え始めますが、本格的に雇用が順調になるのは9月からで、9月からの増加と比較をすると2月からの増加はそれほどでもない、ということです。つまりドルが転調をするのは2月くらいで、2月にマーケットの急落が多いのは、ドルが転換してドル高になるので、株価が2月に急落をするのです。 現状はドルは弱く、円は強いでドル÷円を行えば、その答えは小さくなるのですから、小さいのは円高でしょ、ということです。

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