こんばんは!
年金アドバイザーのhirokiです。
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1.年金を批判されるためだけに利用され続ける「100年安心」という曲解された言葉はどこから出たのか。
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今から18年前の年金の改正以降あたりから激しく批判されるようになった事があります。
それは「年金は100年間安心というのはウソだったのか?!」という事ですね。
よく野党辺りが与党を追及する時に使っていた言葉です。
その言葉が国民にも浸透していき、年金の改正があるたびに「100年安心だというのはウソだったのか!」と批判の対象になります。
年金はもう何もしなくても大丈夫という印象を与えるためか、何か改正があると100年安心はウソだった!と叩かれる。
この言葉から、年金はもう破綻してるとか年金はもう貰えなくなるみたいな話に発展していく。
まさに年金不安を煽るためだけに存在してるだけの有害でしかない言葉が「100年安心」。
以前よりマシにはなったものの未だにこの言葉が使われるたびに、まだそんな事言ってんのか…と白眼視してしまいます。
そういえばこの間の国民年金保険料加入期間を40年から45年に延ばすという話の時も、年金がもたなくなってきてるからとかいう憶測も飛び交いました。
年金が持つとか持たないとかいうのではなく実際はそんな事より、今の若い人達の将来の年金水準の底上げを図ろうとしているからです。
その時に「昔、政府は年金が100年安心だと言ったのに許せない!」というような事がネットあたりでも言われたりしました。
結論から言うと、「年金が100年安心です」なんて事は当時の政府も言っていないし、その後も政府はそんな大盤振る舞いな事は言っていません。
そんな事言ってた記憶あります?ないですよね?
そんなね、年金はそんな単純なものではなく、世界情勢もいつどうなるかさえわからないのが当然なのにわざわざ政府がそんな大見得を切るような事言うわけないです。
言ったらそれはまさに「失言」でしかない。
でも、火の無いところに煙は立たないわけで、じゃあどっからそんな100年安心ですなんて言葉が始まり、それが今も批判の常套句として使われ続けているのか。
この「100年安心」とかいう言葉は政府が一言も言ってなくて、今の今まで言った事もない言葉がどうして発生してしまったのか。
それはもう既に結構周知の話にはなってるんですが、平成15年11月の総選挙時に公明党の議員がうっかり100年安心という言葉を使ってしまったから、一斉にマスコミやら野党がここぞとばかりに飛び付いたわけですね。
当時、舛添要一さんが当時の厚生労働大臣の時に民主党から執拗に「100年安心」という言葉で追及されました。
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